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【足繁く通ったグラストンベリーという地】

グラストンベリーという街をご存知でしょうか?

イギリスに到着してからまだ友達もいない時期
友人から頂いた本を読んでいて
その中で出てきた名前がグラストンベリー
そしてその街に小高く聳える塔があるという。
(そうそう、ロンドンオリンピックでの開会式の時に
競技場に造られていた丘がここなんですよね。)

何となく気になって、すぐに地図で調べ
翌週末にはドライブへと出かけていたのでした。

しかも、この塔の麓には
アーサー王のお墓があるという修道院の Glastonbury Abbey
そしてチャリスウェル Chalis well という泉まであるというから
なんか惹かれる、行ってみたくなる〜
「見える友人」たちのように私も何か感じるのかなぁ
と半信半疑ながら、なんだかドキドキしてくる!!のは自然の流れ。

夫は特にスピリチュアルなどには全く興味がない人ですが
ここにはなぜか興味が湧いていて
特にアーサー王には大変関心を寄せていました。
(友人曰く戦士の気質があるからだと・・笑。日本の企業戦士ですからね)
ですから、この場所だけではなく後にもっとマニアックな場所を
探して旅をしたこともあります。
いつかそのお話も載せたいと思います。

さて、このグラストンベリーという地は
セント・マイケルズ・レイラインの上にある英国屈指のパワースポット
(私たちが住んでいた街もサマセット州でレイライン上にあった!)

また夏には有名なロックコンサートも行われるという

何とも不思議な街です。

小さな街にはカオスのようは小径もあり
ハリーポッターの世界に紛れ込んだ感も。


アーサー王物語の舞台として、戦で致命傷を負ったアーサー王が癒しを求めてこの地に渡り最期を迎えたとされています。

丘の周りは低地で一面の沼地だったらしく
高く丸く隆起していたグラストンベリーの丘がまるで島のように見えたことにより、ブリテン島の伝説の島アヴァロンとなったのではないかと言われています。そしてイギリス最古の教会がこの塔ということです。

イギリスらしい物語だなぁと、
住んでみたからこそわかる体感ともいえます。


サマセット州のこの辺りは私たちが赴任する前年2013年に長期の雨により
まさに沼地と化していたそうで、私もBBCニュースでその様子を見たことが
あります。
その時はこのような物語の内容も知らないまま
ものすごい広範囲の沼地化していた様子に驚いたものですが。。

このグラストンベリーの小高い丘が島のように見えるというのも
納得できる話です。
コンサートの時期も雨が降るとそれはそれは大変そうで
長靴を履いた人たちがぐちょぐちょになりながら
楽しんでいたことも記憶に残っています。


さて、Abbey 修道院の様子はこんな感じ
かなり広い敷地に


グラストンベリー修道院の歴史
宗教も歴史も苦手なのでリンクを貼りました!!


アーサー王の墓と言われている
真西を向いているらしい(レイライン上)
なぜか、Abbeyではしゃぐ私
たぶん、この式典の時に初めて訪れたのだと思う テントがたくさんあった
呼ばれたのかしら(笑
この日に何故かAbbeyの年間会員にもなったほど(笑
夏バージョンの塔


写真は2月のある日、日の出が見たくて訪れた時の様子

早起きして行った甲斐あり
遮るものもないので最高に美しい
雲もあるけどそれもまた好しです
招福来訪 お正月ではないけど、朝日を見るたびに思う


なかなか良いショット
神秘的で美しさを感じます


ではまた次回もこの場所の様子をお伝えします!




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