作品紹介(サナトリウムの眠り姫)
明日から展示が始まります、「サナトリウムの眠り姫」の展示作品を紹介します！
今回は新作1点、旧作1点になりました。どちらも思い入れのある作品になっていますので、その話もしながら紹介できればなと思います。それではどうぞ！
「夢の中なら」
使用画材：透明水彩
A4サイズ
(何にだって なれるのにな)
こちらのイラストなんですが、ずっと温めていたといいますか、描きたいけど構図決まらなかったりと様々な葛藤がありまして。
今回の展示のテーマ(療養所、ベッド、眠り)を見て「ここで描くしかない！！」という強い意志で、なんとか完成に辿り着きました。一昨年の夏くらいには構想あったんですが…大分寝かせましたね。
一応彼女には名前もあるんですが、それはまたどこかの機会でイラストとして描けたらいいなと思います。というか絶対描きます…！
私はもともとファンタジーが大好きと色んなところで言っているんですが、空想上の生物とか魔法はもちろん好きですけど「普段の自分ができないことも、ファンタジーの中ならすることができる！なる事ができる！」という所もファンタジーの良い面なんじゃないかと考えています。
そういった意味も入るように今回の制作に臨んだので、実際原画で見て感じるものがあればいいかなと思います。
個人的にとても気に入ってるイラストになったので、追々東京の展示にも持ち込めたらいいですね。駒季そあの代表作になったらいいな〜
「おともだちと見る夢」
使用画材：透明水彩
B5サイズ
(みんながいれば、さみしくないよ)
こちらは旧作。以前に人魚がテーマの展示があり、その時に制作しました。
個人的には一番自分らしい絵というか、自分のイラストの代表作といえばこれかなと今でも勝手に思っています笑
元々私が昔からぬいぐるみという存在が大好きでして。ふわふわな触り心地とか、抱きしめたら落ち着く感覚とか、受け止めてくれる包容力(？)とか…そこまで書いたら大層な気がしますけど、まず存在が可愛いし安らぐといいますか。
この作品を描いた当時はそんなに深く考えずに制作していたんですが、自分が絵を描く理由や想いを自然と入れこんで描いていたのかな？と今では感じていますので、こちらも原画で見ていただけたら幸いです。(ちなみに新作「夢の中なら」の人魚はこのイラストの人魚を拝借しました)
ということで改めまして、明日から展示が始まります。おそらく今年最後の展示参加になると思いますので、もし機会がありましたら見ていただけると嬉しいです。何よりも一緒に参加される方々の作品が素晴らしすぎますのでぜひぜひ！
それでは長くなりましたがこの辺で。
駒季そあ
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