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「不倫」について
不倫許容率(「嫌だが仕方ない」を含む)は男女とも約50%と聞きました。
不倫は「悪いこと」だとは思いますが、「犯罪」ではないようです。
法律では「不貞な行為」の規定が該当するそうです:
(民法第770条)夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる
(第一項) 配偶者に不貞な行為があったとき
不貞行為があれば離婚訴訟を起こせる、というのが法律の規定なのですね。
弁護士法人デイライトの宮崎梨菜弁護士によると、
どこからを「不倫」と言うのかは人によって異なる。
自分が不倫でないと思っても相手が不倫だと思えば、法的なトラブル(慰謝料・離婚請求)に発展する可能性がある。
飲食する < 手をつなぐ < ハグする < キスする< ~ <体の関係 のどこからが不倫なのか、配偶者の捉え方によるわけです。 飲食するだけでも不貞行為となり得る、という点は驚きですが、一般的には右に行くほど離婚されやすく & 賠償金が高くなる、ということだと思います。
さて、現在 何かと勇名を馳せている玉木雄一郎さんですが、懐が深い(と思われる)奥様の事後承諾を直ぐに得て、堂々と反省の弁を述べました。
もともと不倫は犯罪ではない上に、奥様の承諾を得て民法上の訴訟リスクもなくなった玉木さんを執拗に書き立てるマスコミ(SNSを含む)って何なんでしょう?
そもそも、記者・カメラマン・編集デスクなどの人達は、不倫したことがないのでしょうか?(あるのに自分のことは棚に上げている??)
視聴率や販売部数を増やすネタとして不倫は効果的なのだそうです。
とすると「不倫ネタ」につられて視聴・購読する一般大衆(私達)が原因? とブーメランが後ろから飛んでくる気配(笑)
今回の件、玉木さんは3カ月の役職停止(なんちゃって処分?)で済んだことは、今後 世の中の「不倫の受け止め方」が変わる可能性があると思います。
玉木さんは大きな難を逃れたのに対し、お相手の女性は観光大使をはく奪され、世の中から抹殺されてしまうのではないでしょうか?
余りに不公平だと私は思います。 そしてその原因は、マスコミ(SNSを含む)の彼女に対する「暴力的な報道」と言えるのではないでしょうか?
彼女が、週刊誌などを相手に「誹謗中傷」「パワハラ」「名誉棄損」などで裁判を起こせば勝てる(&時代が変わる)のではないかと思う私です。
だって、犯罪ではない「不倫」を書き立てた週刊誌などの行為こそ「犯罪」なのだから。
ある女性が私との会話の中で、江戸時代まで2千年以上続いた側室の文化を、たった200年で変えるのは不自然で、無理があるのではないか、と話してくれました。
明治~昭和の前半でも、「妾腹」は社会的に許容されていたのではないでしょうか?
(不倫の消極的容認が少子高齢化対策の切り札となる可能性も???)
これまで多くの有名人が週刊誌などの暴力の犠牲になって来たと思います。
週刊誌の記者など関係者が不倫ネタを扱う場合、「自分は不倫をしたことがありません」と一筆入れることを義務付ければ、不倫ネタを扱う資格のある記者等がいなくなるかも?と思った私です(笑)