水路に竹炭を投入
✍️書いた日 2023.07.06
柿の木の足元に植えた紫陽花が
見事に咲き誇っています。
綺麗なうちに持ち帰って
ドライにして飾ろうと思いつつ
なかなか収穫へ行かれず…
なぜなら、
この紫陽花が植っている林は
祖父母が『マムシの産地』と呼ぶほど
蛇類が頻繁に出没する農地なのです🐍🐍
「ここで作業するなら
ちゃんと長袖長ズボンで来よう」
近くの作業小屋まで
つい薄着&ビーサンで出掛けてしまって
「これならマムシの林に行くのはまた今度」を
繰り返しているこの頃です。
今週末こそ剪定へ出掛けよう。。
無事に収穫&剪定が終わったら、
紫陽花の花いっぱいに
お店のなかを飾りますね💐💐
あむはむの田んぼでは、
水路に『竹炭』を投入しました。
自分たちは農薬や化学肥料を使わない
農法を選んでいますが、
水は川上から流れてくる順で
シェアして使わせてもらう資源です。
だから、水の状態まで
自在にコントロールすることは
難しいですが、
森からやってきたミネラルを残しつつ、
竹炭が水の浄化に寄与してくれることに期待します🐠
ーーー
色んな考え方があると思いますが、
私たちは
"自分たちが行う農業においてはと
下流の川や海の生き物が
減ってしまう可能性のある農薬を
使わないでお米を育てていこう"
という理由で、
無農薬の米づくりを選んでいます。
一方で、
『すべての農業がこうあるべき』
といった意識でも無し。
同じ農業を90歳近い祖父の年齢まで続けられるか?
と想像すれば、
それは到底無理なことと思います。
だから、農薬や化学肥料を
一言で批判する気持ちにはなれません。
そもそも他の側面から環境を考えると
田植えも除草も稲刈りにも、
化石燃料に頼りまくりな農業な事に
変わりありません💨💨
大切なことは、
それぞれの農法の
良い点・悪い点を知った上で、
『じぶん達で考えて選ぶこと』
だと感じています。
選ぶためには、
観察と検証が必要です。
竹炭を投入したとて、
一目瞭然の変化はきっと起こりませんが、
先輩たちのやり方から教わったり、
自分たちの目で観察したり、
時に専門家へ土壌分析をお願いしつつ、
自分たちの規模と働きかた、
思想にあった農業を選び取っていきたいと思っています☀️
ーーー
ちなみに竹炭は、家のお隣さんが、
山の手入れのために作ったものを
分けて下さいました。
イチから全部自分たちでやると
まったく手が回らないので、
とても有り難く使わせてもらっています🙏✨
次の冬には、
うちの山の竹も、炭にしたいなぁ〜。