老籾(おいもみ)ちひろ
秋、自宅で挙式をしました 2020年11月の初旬、自宅にて結婚式を行いました。2020年3月に入籍した私たち夫婦。夫が私のふるさとである丹後へ越してきてくれて、夫婦で丹後暮らしを始めていました。 結婚式はなんだか恥ずかしいから、しなくてもいいかな〜と思っていたのですが、せっかく家族も楽しみにしているからということで。 私たちが自宅で挙式をした目的 長らく引っ越しがない田舎の家は、荷物が蓄積するばかり。 「皆で住む家を、イベントのために綺麗にするってのも良いんじゃないかな?
三寒四温とは言いますが、 きょうは雪までちらついて、寒い…! また冬に逆戻りしたようなお天気ですが、 田植えの季節から逆算して 苗の準備を始めています。 本日は、お米のタネの「種籾(たねもみ)」を 水に浸して、種まきの準備を行いました🌾 ゆっくりと水を吸水しながら、 「これくらいの温度があるなら発芽しても大丈夫そうだ」と 感知した頃合いに、タネは芽生えの準備を始めます。 ーーー こんなに寒い時期に、種籾の浸水をしたのは初めて。 大丈夫かなーと少々心配になりますが、
・ 今日は、農閑期の野良仕事のはなし🪓 米づくりがお休みの冬場には、 農機具のメンテナンスや作業場の掃除など、 次の作付けに向けた準備をします。 米を育てている農家が加入する 「農家班」の人々で話し合って、 農道や水路に掛かる橋(鉄板)の補修などを 分担して手配するのも、この時期の仕事の一つです。 ーーー 先日は晴れ間を見て、 優二さんが農道の整備を終わらせてきてくれました。 春の田植え前に、農家班メンバーが 水路の土を上げる「溝上げ」をするのですが、 毎年、水
週末は我が家の最年長、祖父の米寿祝い。 家族集まっての食事会に招待してもらいました。 久美浜のAononeさんにて、 美味しくて温かい おもてなしをしていただいて、 家族団らんの時間を過ごすことができました。 ひ孫を活力に、次の春も田植えに参戦! 例年は、野良仕事が減る冬になると 「もう来年は田んぼせぇへん。わしは引退だー」と しょんぼり背中を丸めてる祖父ですが、 今年はひ孫が生まれて、 生き生きと抱っこ役を買って出てくれています。 大掛かりな体力仕事は、 優二さ
米粉専門工場で挽いてもらった米粉が届いてから、米粉のある生活を楽しんでいます🌾 道の駅で、山の芋をGETしたので、 きょうの夕飯は、米粉お好み焼きに。 コツを掴むまで、薄くて堅くなりがちだった、 米粉で焼くお好み焼き。 試行錯誤しながら この3つのルールに辿り着いてから良い感じ。 ほんのり甘い米粉の風味を残しつつ、 食感は軽い(ペタッと堅くならない)お好み焼きが、焼けるようになりました! フードプロセッサー大活躍で、焼くまで10分 米粉、水、卵で作る生地に、 みじん
米農家が伝える食卓情報✍️ きょうは素材そのまま、ご飯のおはなし🍚 代々、米づくりを営む農家で育った私は、 生まれて以来ずっと 家族の作る米を食べて育ちました。 さほど繊細な味覚の持ち主ではありませんが、 米どころ京丹後の米農家で育ったゆえ、 「米が旨いか否か」のセンサーには、 多少、人よりも自信があるところです…! そんな私が実体験に基づいて見つけた、 美味しい冷凍ごはんの備え方を 紹介してみたいと思います。 ラップ包みも、タッパーも、 冷凍ごはんが続かない 代々
✍️書いた日 2023.07.10 家族の誕生日がやってきた週末。 その朝に採れた卵で シフォンケーキを焼いて お祝いしました🥂 鶏がお水をたくさん飲む夏場は、 卵白も水っぽくなりがち。 メレンゲの泡立ちが少々心配でしたが、 しっかりと膨らんでくれました☁️ さらに、神社のお祭りと重なって 花火とケーキがセットになった、 贅沢なお誕生会になりました。豪華! ーーー 「このニワトリさんの卵だよー」と 子供たちが鶏を見て遊んだあと、 お店で卵を買って帰られる方がちらほら
✍️書いた日 2023.07.08 田植えの時は、一箇所あたり、 だいたい2〜3本の株を植えます。 そして、田んぼに植った株が根付き、 根本から新しい茎(くき)を生やし、 イネは「分けつ」を繰り返します。 思い返されるのは一年目の光景。 あむはむ妻が一人で始めた、 無農薬稲作初年度には、 雑草に栄養を取られてしまって まったく分けつが進まず。 お米の収量もスズメの涙ほど、、、 それはそれは、寂しい田んぼでした。 田んぼ画像のようにしっかり分けつして、 株の本数が増えて
✍️書いた日 2023.07.07 朝晩は気温が下がる為か、 鶏さんが夏バテモードから すこし回復してくれました。 プリンやカヌレには たくさんの卵を使いますが、 材料の数は限られているので 失敗できないぞ… 緊張感を抱きつつ お菓子づくりに勤しんでいます🐓 ーーー 卵は、個体ごと、その日ごとに 大きさが微妙に変化するので、 お菓子に使用する際には、 卵白、黄身をそれぞれ 計量して使います。 紙パック入りの液卵を使ったら 省けるひと手間ですが、 「お、今週は大きな
✍️書いた日 2023.07.06 柿の木の足元に植えた紫陽花が 見事に咲き誇っています。 綺麗なうちに持ち帰って ドライにして飾ろうと思いつつ なかなか収穫へ行かれず… なぜなら、 この紫陽花が植っている林は 祖父母が『マムシの産地』と呼ぶほど 蛇類が頻繁に出没する農地なのです🐍🐍 「ここで作業するなら ちゃんと長袖長ズボンで来よう」 近くの作業小屋まで つい薄着&ビーサンで出掛けてしまって 「これならマムシの林に行くのはまた今度」を 繰り返しているこの頃です。
先月のこと。 『仕事道具を見に行ってくるー』と 出張の続きに、金物のまち三木市まで 出掛けて行った夫・優二さん。 後日、鰹節削り器と一緒に帰ってきました。 翌週頃には、 2年前から加えてもらっている醤油組合で 搾り作業へ参加して、生醤油とともに帰宅。 という訳で、時間のある日の朝は、 鶏小屋で卵を収穫して、鰹節を削って、 自分で育てたお米で、 卵かけご飯を作って楽しそう。 鰹を釣りに出掛けて行く日も、 そう遠くは無いかもしれません。。。🐟 なんて言うのは冗談として(笑)
✍️書いた日 2023.06.25 妻は店を開けている週末ですが、 夫は今朝も地域の草刈りへ。 「農家班の草刈りと思ってたら、 今日は"区"の草刈りだったわー」と 言いながら、お昼前に帰ってきました。 🙎♀️「へぇ〜、出てる人は違うん?」 🙍♂️「うーん、だいたい農家班の人 草刈り出来そうな人に声が掛かって 集まってるんやと思うー。 区の草刈りは日当が出るらしい」 🙎♀️「へー。農家班の作業の日とやること違うん?」 🙍♂️「区で管理してる共有
✍️書いた日 2023.06.22 建築の仕事の繁忙期と重なって、 大きな声では言えませんが、 田植え以降、 なかなか草対策へ入れていなかった あむはむの田んぼ🫣 着実に根を伸ばす雑草「コナギ」を 確認しては、草に負けてしまう〜と 焦っていましたが、 先週末にようやく除草作業へ。 株間を耕す機械で 土を掻き混ぜて 草を根ごと浮かせて除去する作業を 終えました👏 「田んぼ帰りとは言え、 なぜ顔まで泥だらけなんだろう」と 作業帰りの優二さんを 不思議に見ていたのですが🤔
✍️書いた日 2023.05.30 『まったく、とりあたま だねぇ〜』なんて 揶揄する言葉がある程だけど、 鶏って意外と、思ってたよりも、賢い(失礼) お気に入りの餌を持っていくと、大興奮。 視覚で見つけるのか、嗅覚で気付いているのか 私には分かりません。 でも、米ぬかや屑米をあげる時よりも 魚のアラや生野菜の方が 明らかに興奮している様子が分かります。 この日は、飲食店のキッチンから 魚のアラを沢山頂いたので、 鶏にお裾分けしました。取り合いして、大興奮🐓⚡︎ 夕方
✍️書いた日 2023.05.12 田んぼに水を張ると たちまちカモメが集まってきます。 海までは、だいたい10km。 鳥にすればご近所なのか🤔? ーーー この日の作業は「代かき(しろかき)」 乾いた状態で起こす「荒起こし」後の田んぼに 水を入れて、さらに土を細かく砕いてならす作業を 「代かき」と呼びます。 荒起こしの時には、カモメは来ません。 水を入れた代かきになると、カモメがやってきます。 カモメは水を引いた田んぼを どこから眺めて見つけているのか、不思議です
✍️書いた日 2023.05.11 今朝のたまご収穫。 巣箱のなかでは2〜3羽のニワトリが いつも卵を温めています。 卵に手を伸ばすと 『キェ〜』と警戒の鳴き声を上げるとともに 全身の毛を逆立て、手を突いて防御してきます。 今のところオスは飼っていないので 産まれるのはすべて無精卵。 それでも健気に温めている卵を横取りするのは ごめんね、と後ろめたい気持ちにも なるものです。 いつもありがとう! 田んぼには、今朝から水を引きました。 水の出口に堰を立てて その堰の高さ