人と屏風は直ぐには立たず
もうだいぶ昔のことになるが、ブラジルで一番人気のあるルーラ大統領を題材にした映画“LULA(ルーラとは、”イカ”の意味らしい)“が上映されていた。大統領の半生を描いたものだ。ブラジルの生活、人間関係、政治情勢がよく描かれており、ブラジルを知るために、解かりたくなると何度もみた。特に母親役を演じた女優には一目ぼれした。母の強さ、女のせつなさ、男の愚かさが母親、父親を通して描かれており、時代や国をこえて訴えてくるものがあった。
その後ルーラは汚職の罪で政治の舞台から姿を消していた。そのルーラが次期大統領選に立候補するのではないかというニュースがながれている。汚職と権力がコインのうらおもて。何度も何度もトスを上げ裏と表のゲームを繰り返してる。ブラジルの政治は謎だらけ。水清ければ魚住めず。
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