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ぼくのいぬ
ぼくが、学校からかえるとはろは、ぼくをまっている。ぼくがはろはろとゆうとはろはおをふりながらぼくのほうへよってくる。
古いノートがでてきた。小学二年、今から60年も前のロベルトのノートだ。こんなふうに数字やカタカナを練習してたのだ。懐かしい。
ノートに作文があった。”ぼくのいぬ”。そういえば昔、野良犬のハロがいた。ひらがなの作文だが、がっこうだけ”学校”という漢字で書いている。特別な意味があったのだろうか?おぼえていない。
ひとクラス30名が二組の同級生60名あまり。それが6学年。思えばにぎやかな小学校だった。子供は巣立ち、そんな小学校も、跡地に石碑がのこるだけになってしまった。
記録と記憶の断捨離を継続中。