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楽山大仏
中国では大仏をみたかった。写真でしか知ることができない大仏の圧倒的大きさと、それを作り上げた人々のエネルギーを感じてみたかった。四川省の楽山には成都から2時間ほどで到着する。そこには期待をはるかに凌ぐ大仏が山肌に鎮座していた。全長が71m、耳だけでも7m。東大寺の大仏の5倍に及ぶ「楽山大仏」がある。岩山を削り90年余りの歳月をかけ、掘られた大仏で、水害対策、そして民衆の繁栄への感謝の気持ちを込め僧「海通」がほりはじめたものだ。大きさに驚かされさらに1200年も前、713年のできごとであるのも驚かされる。大きさに感動したいのなら、足元から頭上をみあげることだ。