老後の暇つぶし(生きている間に初体験ー好奇心と刺激と感動を取り戻そう)
「子供には動物を与えるより植物を与えなさい。動物(犬や猫)は命令することを覚えるが植物は観察すること我慢することをおぼえるから。」とい聞いてきたが、この年まで花には縁のない生活を送ってきた。
街の桜の満開もすぎたようだ。最後に咲くのは山桜(桜の名を知らない)ときている。緑色の葉が先に春の到来を知らせ、そしていつの間にか白い大きな花弁をつける。この山桜の下で記念撮影をするのが毎年楽しみだ。
今年は梅の花が咲かなかったせいか、見る時期を逸したのか我が家の庭が殺風景のまま春を迎えるところだった。
昨年の12月、DIY店で、”野放し球根” ”植えるだけできれいな花が咲く”と植えるのも、育てるのも簡単そうだったので野放し球根をかって植えてみることにした。これまで何度か花を育てようとしたが、観察力、忍耐力がないのか花を育てるのも面倒くさくまともに花を咲かせていない。
そんなに期待してなかったが、気にはなっていた。2月、草の合間に花の芽ような草がみえる。そして4月。騙されたようにきれいな花が咲いているではないか。(感激)
今年は梅や桜より、野放し球根で楽しもう。
球根の袋にチューリップの原型と釣鐘草と書いてある。自分で植えた球根が初めて花をつけたのだ。
自分が決して忍耐強くなったわけではないが、花はロベルトの庭でも説明書きのとおりに咲いてくれた。(感激)
アロエがいいと言われたので何も知らず外に置いていたら枯れてきた。
”アロエは室内の日が当たるところに置いていなければだめよ”と叱られた。言われたとうりにしたら、今では生き生きと緑色のアロエに生き返った。
上手く育てるためには忍耐と愛情が必要だ。植物を育てるのに近道は無い。
そんな週末、72回目の誕生日を迎えた。娘や孫も月末で忙しそうで、LINEでスタンプ付きのメッセージが届いただけ。結局蝋燭なしの誕生日ケーキを美味しくたべた。
今度はラップに挑戦してみよう。レッツゲリロン!