原始的な音楽衝動をコンテンポラリーに解釈してみた
作曲の動機は作曲家によってさまざまだろうが、私の場合は原始的(プリミティヴ)な衝動が多いんじゃないかと思う。それのコンテンポラリーな解釈のひとつがこれ。
太鼓をダンダカ叩いたり、なにかをひたすら撫でまわしたり、ぼーぼー息を吹き込みたいところを、現代のシンセサイザーを使って、でも、クラシック楽器のなかで最も洗練されているであろうピアノは「打楽器」として扱っている。
そうそう。西洋文明に縁がない文化で生まれ育ち、生まれて初めてピアノを目にする人なら、どんなふうにピアノを「弾く」だろうかとよく想像する。
動画はGR IIIだけで撮影。