どうでもよい記憶
北海道旅行に行き
連日 大好きな海鮮を食べる
朝目を覚ますと
左手の甲には
びっしりとイクラが生えている
それを
美しいマニキュアを施した
右手の爪で
器用に
一粒一粒剥がしては
口に放りこむ
大変美味しい
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
これは
今から20年以上前に
大変美しい
私の友人が
私に話してきかせた
夢の記憶である
話した彼女はおそらく
忘れている
私は美しいイクラを見る度に
この夢を想い出す
なんなのだろう
これは
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
なんのはなしですか
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