見出し画像

ミルコおすすめ平城宮跡の大極殿

繰り返します。
私の記事はいい加減であてにならないです。
でもお勧めしたいので
あまり信じないで読んでください。

平城宮跡はほとんど原っぱです。

近年朱雀門のほうに気の利いた展示施設ができました。

しかし私が推すのは大極殿です。

この中に入って南に広がる光景を見てみてください。

庶民の立場と違う視点を体験できます。

施設の中にはレプリカですが高御座もあります。

もちろん座れませんが、景色はこの建物から見ることができるのです。

国を統べるものの視点です。

左の春日山から太陽が昇って、右の生駒山へ沈みます。

背には昼なお存在する北極星を感じます。

左のほうには東大寺や、興福寺の五重塔、若草山がみえますし、

右前方には薬師寺や法隆寺の塔がのぞめます。

奈良には高い建物が少ないのも手伝って平城京のスケール感がわかります。

大きな風鐸がぶら下がって魔除けの役割をしています。

五色で世界観を表します。

朱雀門の前には短いですが、朱雀大路が再現されています。道の幅が70メートルもあるので、広場に見えますがこれが3.7キロメートルも続いてたんです。

都の端は羅城門があったはずですが、それはいまは石碑があるだけです。

しかしその近くに目標物として現在大和郡山イオンがあるので、ひょっとするとあの辺かなという目安ができるのです。

長谷王の住居跡にミナーラという商業施設があります。
近すぎて完全に見えます。
いかに勢力があったかを思い知らされます。

これはとても面白いです。

大極殿での儀式の様子を描いた展示物は興味深いものです。

幡に注目してみましょう。
目の前に並ぶ人達の整列具合を見てみましょう。

たっぷり堪能してから、朱雀門近くの展示施設に行くと、今度は平城宮で働く人たちの暮らしぶりがわかります。

出社時間が日の出時刻であったり
ご飯は提供されていたり、
お昼には帰宅できたり、
給料もいろいろです。
超格差社会です。
ご飯がシンプルですが
けっこう豪華な気もします。

平城宮跡にはこんなにいろいろ情報があるのにほとんどが原っぱで
ほとんどの人が歴史を気にしないでピクニック気分でみんなのんびり過ごしています。

ツバメのねぐら入りがみられることでも有名です😊💕

都の様子を再現しようといろいろ工事も進んでいますが、私はこの原っぱ感を大切にしてほしいなと思います♪。

赤い★印の下が大極殿です。

青い四角が「西大寺」です。
私のおすすめのお寺です。
大きなお茶碗を使った初釜の行事がとても有名です。

大和西大寺駅から歩いてすぐです。

私はこちらの文殊菩薩がとても好きなのです。
目があって語りかけてくれるようです。

灰谷健次郎さんは眷属の善財童子を「兎の目」という作品で取り上げているそうです。

皆それぞれ好きな仏像があるのでしょうね。

(他に大極殿からみわたしてみたい
施設を囲ってあります。)

今回は平城宮跡と
西大寺についての記事でした。

いいなと思ったら応援しよう!