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衝突について

課題の制作を、チームで取り組む
面接試験の話をきいて興味深く思った。

話を聞いた人のチームは意見が衝突し、作り始めるまでに相当時間がかかったそうだ。

試験が終わった後、他のいくつかのチームの人に話をきくと、みんなの意見を取り入れて不思議なくらいスルスルと課題の制作に取り組むことができたらしい。

作っている間も次から次へといいアイデアができ、こんなに面白いことはなかったと聞いたそうだ。

それで、自分はチームの当たりが悪かった。落ちてしまったとガックリしたそうだ。

ところが、いざ面接結果が発表されると、面白いように意見がまとまり、スムーズに制作できたと答えてくれた人のチームは誰も残っておらず、初対面で意見がなかなか合わなかった自分のチームでいく人が合格が出たという。

それでこの面接は、何をみていたかというのが後からわかったような気がすると言っていた。

意見の衝突は終わりではなく
始まりなのだという態度。
そこから互いの考えを擦り合わせてゆく粘り強さ。
おそらくそういったものだろう。

初対面のチームで作った制作物そのものは、よっぽどの欠点でもない限りそんなに重きをおいていないのかもしれない。

今のところ私はこのような面接は受けたりする予定はない。
しかし普通に生きていく中でもこのような態度は大事だと感じた。

大河ドラマ「べらぼう」では、蔦屋重三郎がたくさんの人にぶつかったり、意気投合したり、呆れられたりしながら本を作りはじめた。

忘八親父達はとんでもないけど
蔦重をめちゃくちゃ鍛えている。

「光る君へ」に夢中だったけど
こちらも少し面白くなってきた。

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