『マジックは境界線上で強く働く』の巻
マジックと大きく出てしまったけど他愛もない話だ。
ざっくりいうと、ここでいう境界線とは、緊張から緩和へ向かう瞬間、あるいはリラックスした状態から身構える瞬間のことである。
前者では良いマジック、後者では思わしくないマジックが多いように感じる。
どうにかその瞬間によき場所にいることができれば、そして持ちこたえることができればあとは持ち合わせた力で物事は進んでゆくことが多いのではないだろうか?
スポイトが水を吸うのは、スポイトを抑えた指を離した瞬間だ。
身体のツボは強く押すものではない。(気持ち良いけど!)押した指を離したときに流れが良くなるのだ。
葬式で泣く人は少ない。1番泣くのはひと通りの法事が済んで日常にかえりゆくその時だ。
受験勉強や就職活動ではどうにか進路が決まったその時の心持ちが大切だ。
その時に感謝できるか。
自分の行動を赦すことができるか。未消化の部分も抱きしめて歩みを止めずにいられるか。
ちょっとした可笑しさもみつけららるか。
同じ想いでいる誰かの存在を感じられるか。
灯油ポンプを思い浮かべて欲しい。
あのシュポシュポするやつだ。
ポンプの先がどんな液体に突っ込まれているのか?
ポンプについているフィルターはそれでいいのか?
ちょっと気にしてみるといい。
ただそれだけだ。
ダメだと思ったら
フィルターをかえたり
ポンプの先に突っ込む液体を選びなおして
何回でもポンプを押してみたらいいんだ。
話を聞いてもらう人は自分で選ぶ。
どんな本を読むかも自分で選ぶ。
どこに出かけるか
何をしてみるか自分で選ぶ。
おかしな考えに惑わされない。
不安を煽るだけの忠告は聴き流す。
みんないいポンプ持ってるよ!
みんなだ。
私も!
ドラマティックなことじゃなくっても緊張と緩和の境界線は日常にたくさん潜んでいる。
さて今日私はいくつ見つけることができるだろう?
訓練訓練。
実戦あるのみ!
(自転車を倒さないようにするには
漕ぎ続けるのがコツだ。きっちゃんさん素敵なイラストおかりしました。ありがとうございます♪。)
みなさんも良い一日をお過ごしください😊
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