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五角形からの妄想

古代ギリシアの数学者エウドクソスが最初に発案したとされる黄金比はΦと表記される。

1:1/2(√5+1)

大変めんどくさい数字だ。
エウドクソスめ!笑

だけどこの比は自然界の有機的なものの形によく観察される仲良くなりたい数字。

そこで仲良くなるために正五角形を描いてみようとした。

正五角形の頂点を結んでできる
星型は黄金比の宝庫らしい。

(ビーナスとよばれる金星が宇宙に五芒星を描いているというのは大変ロマンチックだ。)

もちろん1人で描けないので
動画で調べる。

簡単に描ける。

しかしなんで描けるのか
意味がわからない。

調べてみると
これは半径1の円に内接する
正五角形の一辺が

こんな字どうやって入力するの???

と知ってる奴が考えた描き方だということがわかった。

そんなん知らんし。

しかしこの方法を知っていれば
そんなこと知らんけど描けるのだ。
正五角形が。

これを身の回りに置き換えて
考えてみよう。
飛行機がどうして飛ぶのか
知らんけど乗れるし、
携帯がどうやって機能してるか
知らんけど使える。

だいたいほとんど全部理屈なんか知らんで生きている。これでよし。

他の描き方も探す。

来ました差し金!!

全くわからん!!
けど描ける!!
多角形が大量に描ける!!

これはなんだろう?
わからんでも描ける!
術だと思う。

「技術」って「術」だな。


こんなこと考えた人が世界に大量にいるんだろうか?
そんなにたくさんいないのではないかな?
ほぼ同じ集団が考えたことがどっかからやってきたに違いないとおもう。
その伝承の旅の途中で、ちょっくらアレンジされたりしながら。

たぶん
どんぶらこ〜🍑どんぶらこ〜🍑と
やってきたんじゃないかな。
日本にたとりついた唐草模様がはじめの形からずいぶん変わったみたいに。


その旅は商業の旅だったり
時には玄奘の旅だったり
あるいは大きな建築をするときの
職人集団の移動であったり
時には争いの後の文化の統合だったりするのだと思う。

大きな建築では人が集まり、そこで学んだ技術をそれぞれみんな地元に持ち帰り、それを応用して活かす。

このような旅のおもしろいところは
その主目的よりも、それに付随してついてくるオマケのほうがずっとか豊かで多いということだ。


全ての人はいずれ死ぬ。
みんないつか死ぬために生きている。
この旅で私はどんなオマケがみつけることができるかな。
目的としないでもついてくるんだから考えなくてもいいのだけれど、嬉しいもの、綺麗なもの、可笑しくて笑っちゃうものもたくさんありますように💕

⭐️なんのはなしですか⭐️


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