🪞お芝居について🪞

最近、お芝居するってどんな感じかなとよく思う。

同じお芝居でも違う役割を演じたらまるで違う話に感じるのだろうなと思うから。

お芝居が授業に取り入れられている国があるというのはきっとそういうことなんだろう。

そんなことをつらつらと考えていたら、昔出席した講座の印象的なワークを思い出した。

2人1組で親子に別れ、互いのセリフを2パターン読み合う。
面白いのは子のセリフは同じだ。

子の役ほうは話しやすさ、話した後の気持ちがまるで違うことを体験する。

そこで今度は親子入れ替わって同じことをする。

それだけだ。

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問題解決型の普通パターン
(このほうが多いんじゃないかと思う)

(子) 部活行くの嫌だなぁ〜
(親) 嫌でもちゃんと行きなさいよ

(子) 面倒くさい
(親) 珍しいわね　
　　あなたらしくない

(子) 顧問の先生が嫌やねん
(親) 先生のこと悪くいうのはよくないわ
わかった！先生に怒られたんでしょ？
ま、一回くらい休んでもいいんじゃない？

(子) みんなもいたのに俺だけ注意された
(親) え？いつもそうなの？
でもあなたが何か悪いことしたんでしょ　ま、今回は運が悪かったのね
でも、あんまり休むと後で大変になるよ

(子)…

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気持ちを聴くだけの鏡パターン
(ジャッジも解決もない)

(子) 部活行くの嫌だなぁ〜
(親) 部活に行くのが嫌なんだ
何かあったの？(鏡)

(子) 面倒くさい
(親) 面倒くさいんだ(鏡)

(子) 顧問の先生が嫌やねん
(親) 先生が嫌なんだね(鏡)

(子) みんなもいたのに俺だけ注意された
(親) 友達もいたのに、あなただけ注意されたんだね。それで不公平だって納得できなくてモヤモヤしてるのかな？(言い換えの鏡)

(子)…

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このセリフはたまたま親子だけど
上司部下でも
友達同士でも
夫婦でも
人間関係ほとんどなんでも当てはまるんじゃないかな？

誰かに気持ちをわかってもらった
ってだけで、なんの問題解決方法もなくてもずいぶん心がすっきりする。

相手が大切な人だとついつい手出し口出ししたくなるけど

この小芝居の子どもの立場になると
どう対処するかは自分で考えるから
そっとしておいてほしい。

どんな解決方法があるか知りたくなったら、いろんな人に自分できくだろうな。
「どうしたらいいと思う？」って。

そしたら提案してほしい。

いうこと聞かないかもしれないから
あんまり期待を込めないで。

でも聞いてくれるの待ってる人の立場にしてみれば、ジリジリする。

なんて自分勝手なんだと思うけれど
きっとみんなそんなもんだろう。

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朗読劇ってどんな感じかな？