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Photo by
osu_ellie
マジックの賞味期限
ただリラックスすれば
それは問題でなくなる
そのようなことがわかるとき
リラックスしましょう
と言いたくなる
ところが
リラックスしましょう
と言われたほうは
問題を抱えて
とてもリラックスできない
そこで
リラックスしましょう
のかわりに
いろんなことを
言ってくれる人がいる
例えば問題より気になること
「三ヶ月の間にに運命を変える異性に会います。ヒントは黄色。」
断然こっちの方が気になる
三ヶ月の間
目につく全ての黄色と異性、
運命が変わるとはどのようなことか
出会ったところで気がつくのか
もうすでに出会っていて気がつくのが三ヶ月以内なのか
そんなことばかりを考えて過ごす
つまり問題から気をそらすことで
問題に対してリラックスできる
三ヶ月たって何もわからないとしても問題のほうは小さくなっている
そして三ヶ月という賞味期限も
大切である
この頃、問題のほうが
うまく片付いているなら
「黄色の運命の人」について
その後探し続けることは
無意味かもしれない
この仕掛けは
いつかわからないと
いけないですね
そしてその時
その親切に笑えますように