会社の男性が一斉に歯医者に通い始めた話
会社勤めだった頃の思い出話だ。
ある日を境に、勤め先の男性社員が同じ歯医者に続々と通い始めた。
休み時間に楽しそうに歯医者の話をしている。
しばらくして理由がわかった。
歯科医院のことをみんな
「ミニスカ歯科」
と呼んでいたからだ。
どうやら歯科衛生士さん達がスカートの短さを競うような歯科で、治療台からの眺めは天国だったらしい。
アホすぎる♪
かくして、男性諸君が歯の衛生管理に熱心につとめる日々がしばらく続いた。
そしてある日、大ボスが異変に気がついた。
大ボスは行動に出た。
つまり自分もミニスカ歯科に行くと言い出した。
わーお!そっちかよ。ノリがいいな。大ボス。
そして翌日大ボスは得意気にミニスカ歯科での出来事をみんなに聞かせた。
「どうでもええけどよ。お前さんおっぱい見えとるぞ。」
世間話に交えて、彼は歯科衛生士にそう言ったらしい。
なんと!スカートが短いだけでなく
胸元もチラ見えだったのか?!
という発見はさておき
大ボスはミニスカ歯科にたしなめてきたのかー!
というのが驚きの展開であった。
この一言によほどインパクトがあったのだろう。
ミニスカ歯科はほどなくして普通の歯科となり、我が社の歯科衛生ブームも下火となった。
ほんっと私の記憶ってほとんどどうでもいいことばっかし♪( ´θ`)