医師:大学院への進学を考えている方へ
医師になってから大学院に行き、博士号を取得して。。。
と考えている先生がいるかと思います。
医師の博士課程に進む理由としては、
①医局または教授の方針
②研究に興味をもった
が大半だと思います。
私は①でしたが、研究を通して②になっていきました。
(私はがんの研究で学位を取得しました)
どこの大学院にいくかということを入る前から考えている先生は多くありません。
研究に興味をもった先生も、自分が所属する医局の研究室に所属
または同じ大学の基礎の教室に出向ということが大半です。
これから学位取得する先生に、これだけは知っていほしいことがあります。
・大学院卒業は卒業大学のようなネームバリューは全く必要ない。
(大学院を上位大学に行くことをロンダリングと表現されますが。。。)
・当たり前ですが、書いた論文で評価される。
東京大学でもIF:5点以上であれば、必ず学位取得できます。
(IF:インパクトファクター 10点以上はその科のトップジャーナル
ちなみにニューイングランドジャーナルは50点以上)
・同じ大学でも研究室、指導教官によって論文の質が決まるという運の要素がある。
いくら優秀でも、テーマやそのときのトレンドに合わないと、IF上位の論文を
書くことができません。
上記をふまえて学位取得を考えている先生は、必ず所属するであろう研究室のことを下調べを必ずしてください。
次回以降は、次のことを書きたいと思います。
①研究室の実績を調べる方法
②東京大学よりも世界から評価されている大学院大学