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意識とは何か?
私の心をわしづかみにし、一直線にヨーガ教室に向かわせた畠山桂子先生のご著書「覚醒のヨーガ」は、一度読んだだけでは理解できず、何度も何度も今でも繰り返し読んでいます。
「覚醒のヨーガ」には意識、無意識、自我意識、魂の意識、霊の意識、低次の意識、高次の意識、意識する、意識を向けるなど「意識」という言葉が本当にたくさん出てきて、この言葉の意味について理解に苦しみました。
彼女は意識がなくなり倒れた。
彼女は彼を意識して振る舞っている。
環境意識が高い。
このような文章は読んで意味や状況がわかりますが、「覚醒のヨーガ」に頻繁に出てくる「意識」という言葉の意味が、どうにもわかりませんでした。
そこで、「意識」という言葉を辞書で調べると、医療、心理学、哲学、仏教等の分野で幅広く使われ色んな意味があることを知りました。
1 心が知覚を有しているときの状態。「—を取り戻す」
2 物事や状態に気づくこと。はっきり知ること。また、気にかけること。「勝ちを—して硬くなる」「彼女の存在を—する」
3 政治的、社会的関心や態度、また自覚。「—が高い」「罪の—」
4 心理学・哲学の用語。
㋐自分自身の精神状態の直観。
㋑自分の精神のうちに起こることの知覚。
㋒知覚・判断・感情・欲求など、すべての志向的な体験。
5 《(梵)mano-vijñānaの訳》仏語。六識・八識の一。目や耳などの感覚器官が、色や声など、それぞれ別々に認識するのに対し、対象を総括して判断し分別する心の働き。第六識。
これをみた私は、日常で使用している「意識」という言葉(上記の1~3)は理解できても本に出てくる「意識」の意味はやっぱりよくわからない、ということを再確認しただけでした。
その後、先生のもとで「覚醒のヨーガ」や「魂の光」を学ぶようになって、精神世界で使われる言葉に慣れてきた現時点の私の理解は「意識とは、自分(体、感情、思考)や外界に注意を向け、それらの状態を認識し、自分の体、感情、思考を統御する主体」というものです。
それでもやはり「意識」という言葉を定義することは難しいと感じています。