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葛藤の苦しみから抜け出すための初めの一歩

1月14日のラージャ・ヨーガの講座で学んだことを、シェアしたいと思います。

物質は、霊(生命ともいいます)のエネルギーと物質エネルギーの合一によるものです。この合一のことを、「物質の二重性」といいます。

魂と人間の合一もこの二重性にもよるものと考えられています。

ラージャ・ヨーガのテキストとして使っている「魂の光/アリス・ベイリー著」では、このことをまず知識として理解して、物事の二重性を識別できるようになる訓練が必要だと説いています。

識別というのは、生命(霊)と物質を見極める眼力のことです。

では、その眼力が身につくまで、私たちはどのように物事を認識しているのでしょうか?


まず、五感で知覚します。

次に、過去の記憶をもとに物事を解釈し、無意識に反応します。

ということは、目の前で起きていることや聞いたりすることを、自分本位に記憶で解釈しているとしたら、物事を「ありのまま」にみていないことになりませんか?!

「ありのまま」とは反対の世界をみていることになります。


ありのままに物事をみることができるようになるために、これまでの自分を振り返り、果たしてありのままに観ていたのだろうかと考えてみる必要があります。

そうすることで、記憶と今を同一化して見ていたことに気づくことができます。記憶にしばられたものの見方から自由になれます。

このことに気づけば気づくほど、葛藤の苦しみから抜け出す道のひとつに近づくことができるのかもしれません。そんな期待を得られた講座でした。