破裂、青
桜も散りゆき春の終わりが近づくこの季節
僕の中でなにかが破裂しそうで、
破裂したことに気づかないフリをした。
いろんなことがあったこの3年間を振り返る。
僕の軌跡に残された、回収されない布石の数々。
僕のなりたかった大きな夢に立ち向かってくる、
諦めなければならない敵に、
なんだか押しつぶされそうで、
共感されない孤独感の中で僕は、
新しい線路を引ける道を探す。
理想と現実のギャップにどうしても気づきたくない。
こうなりたい自分と、
こうあるべき自分。
どちらも本当の自分なのだと言い聞かす。
大規模な劣等感を感じながらも、
自信という尺度を持っていない自分が織りなす、
最高鮮度の感情論。
僕の破裂は青かった。
僕の球はいつも曲がるし、軌道を変える、
だからこの言葉には、最高速度の直球を重ねることで、
なんとか今日も生きていくことができる。
僕の持論の最も深く最も高い水準の話。
僕の繰り出す音は皆を亜空間へと連れていく。
この話の結末に符石を打つことなんて、
僕にできることなのだろうか。
今日から僕は運命に身を任すことにした。
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