4.熊本フットボールセンターについて
概要
□2022(令和4)年夏に嘉島町開設予定。
□嘉島町・熊本県サッカー協会(KFA)・株式会社熊本フットボールセンター(KFC・・・KFAの出資会社)の3者による、官民連携にてプロジェクトは進行
□ナイター照明付き人工芝サッカーフィールド2面のほか、更衣室・シャワーを備えたクラブハウス、400台収容可能な駐車場を完備。
□慢性的な公式戦会場不足の解消、県サッカー界の強化育成拠点として期待されている。
□芝生広場、保育園、ヨガ等フィットネスプログラムのための多目的スタジオ、カフェ、ランドリー、会議室やコワーキングスペースも併設し、地域の活動交流拠点としての役割も担う。
□総事業費は約6億3000万円。構想から約6年。
□個人向け、法人向けの出資や、クラウドファンディングでの寄付など、支援者の資金力や目的に応じて設定されている。
□ 「持続可能であること」と「スポーツ文化の醸成」というコンセプトを掲げている。幼稚園、カフェ等の収益施設を通じて"稼ぐ"機能を持ち、長期に渡って持続可能な施設を目指す。
雑感
全国的にも、サッカーの競技人口は増えていて、各地で育成拠点にも力を注いでいる。この施設は、複合施設となっており、単なるサッカー場になっていないと言うところがポイントか。
サッカー協会にとっては
更なる競技人口増や、試合数増に伴い収益増も見込め、県サッカーの盛り上がりに繋がる。
嘉島町にとっては
運動公園の運営を民間委託でき、且つ保育施設など地域拠点としても期待される。サッカーを通して魅力ある街づくりに繋がる。
この施設は、県サッカーの育成年代への投資と言えるが
ユースのみならず、県出身者を多く抱えるロアッソにとっても大きい。
そして、更なるサッカー熱の高まりや、「稼げる施設」としての機能が果たせれば
専用スタジアムを夢見る私にとっても、足掛かりとなる事を期待している。
このサッカーを通した、官民連携のプロジェクトが成功して欲しい。