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12.スタジアム建設と"寄付"(熊本フットボールセンター)

「宝くじで10億円当たったら、スタジアム建設にまぁ半分くらいは...」と、思うのは私だけで無いはず。

(実際はどうでしょう...w)

スタジアムを建設する上で、やはり一番の課題は巨額の建設費だと思います。

今回はその建設費の一部となる、寄付について。

熊本フットボールセンター

スタジアムでは、ありませんが

今年開設予定の熊本フットボールセンター(仮)では、資金調達の為に、①寄付と②ファンド(出資)という形式をとっている。

ファンドでの募集は、全国的には例があまり無いとの事。これは、一口の金額が比較的高く設定されてあるが、あくまで出資の為、数年後償還がある(元本割れリスクはある)。口数に応じた特典も設定されている。この仕組みで初期費用を捻出し、稼ぐ機能で出資者への償還を目指す流れ。

寄付(募金等)

・クラウドファンディングを活用した銀行振込やクレジットカードでの募集
・ゆうちょ銀行での募集
・一般(個人)、企業、協会登録チーム、協会登録選手、審判などによってカテゴリー分けされている。
・寄付金に応じて、ホームページ掲載やセンター内のネームプレート掲示など。

ファンド(出資)

・個人出資者を主な対象とした1口3万円からの「A号」
・法人出資者を主な対象とした1口10万円からの「B号」
・総事業費約6億3,000万円を見込み、ファンド資金の総額6,100万円は工事費用の一部として活用予定。

まとめ

前にも取り上げた「熊本フットボールセンター」。口外する程でもありませんが、私も微力ながら寄付に協力させていただきました。

このフットボール施設を通して、未来のロアッソの、日本代表のスターが誕生するのではとの期待を込めて。
また、この寄付活動の実績が、熊本のサッカーに対する機運の高まりを表すものでもあるのかなと。新スタジアムに向けた機運へ繋がるのでは、と勝手に解釈して協力させて頂いた次第です。

また、ファンド(出資)も興味はありましたが、今回は見送る事に。見返りを求める形となれば、出資者側の理解や覚悟も必要でしょう。ただ、様々な支援の選択肢がある事や、支援者へ特典がつく形などの取り組みは興味深いですね。

また、大阪や広島のケースの様に、自治体が中心となり節税メリットのある、ふるさと納税で募集を行うなど、支援者に見返りがある取り組みも増えている様です。

とはいえ、「色々難しいのも、面倒くさいのも嫌!」という方もおられるでしょう。募金活動や樽募金などの併用は必要でしょう。


スタジアム建設によっては、寄付金は1割未満の所もあれば、G大阪の様に大半をしめるケースも。企業や個人寄付は広く募集が必要ですが、予定金額へ届かなかったり、日数をかけ過ぎる事は避けたいところ。各所の工夫ある取り組みは参考になりますね。

多くの方の目留まり
熊本に球技専用スタジアム建設の議論のきっかけになれば幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました🙇‍♂️




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