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16.清水エスパルスの新スタジアムについて

清水エスパルスは、IAIスタジアム日本平をホームスタジアムとして使用しています。
静岡市を本拠地(約70万人)としているが、清水区の郊外に立地。

・屋根のカバー率・トイレ
・老朽化(27〜8年)
・郊外立地

などを課題として、数年前より"清水駅前"ありきで、構想が上がっていました。また静岡市長選では、スタジアムを通した街づくりを公約として掲げられていた。昨年9月には新スタジアムに向けた調査会社が決定し、調査委託されていた。
今回の日経新聞の記事は、その報告書等からの情報かと思われます。

記事によると
・候補地は清水駅側のENEOS清水製油所跡地
・収容人数2万5千人超
・事業費200億円
・2026年頃の完成

との事。クラブや自治体からの正式な発表はされていないが、様々な数字が出てきた事からも、具体化されてきていると言えるでしょう。

まとめ

屋根カバー率などの、基準を満たしていない事は最大の要因かと思います。では、屋根を追加で改修するという事も考えられたと思います。ただし、老朽化している施設への巨額の設備投資はナンセンスであり、構造的な負担に繋がる可能性もあるかと思います。新スタジアム建設に舵を切って、話がようやく動き出した形。

熊本のえがお健康スタジアムも、およそ25年ですが、特に老朽化を感じる事はありません。ただ、これに屋根を追加したり、可動式にしたり、といった巨額の改修をする場合は、アイスタ同様に問題になるかと思います。また、集客に結びつける為の、他の課題(立地や駐車場など)の解決は難しいと言えます。

私からすれば、アイスタも素晴らしいスタジアム。人口規模からすれば、熊本市と同等ですが、同市で2つ目のサッカースタジアムとは羨ましい限りですね。

さらに、駅近。これからの新スタジアムでは、駅周辺というのが、候補地として第一に検討されていく事になるかと思います。

熊本の場合、やはり新幹線や各路線の中継でもある熊本駅周辺は理想的ですね。ただし、裏山や川に挟まれており、広いスペースを確保する事は難しく、民間の土地取得となれば、土地代は膨大になりますね…。
中心地から離れた駅となれば、住宅が増え、騒音や、混雑による反対の声もあがる可能性も。
熊本の場合は、駅近となると課題として大きいかもしれません。

エスパルスの新スタジアムのように、誰の目にも"ここでしょ!"という納得できる候補地(○○跡地のような)があれば、それも推進に向けては好材料なのかもしれませんね。

あと、資材費や物価が高騰していて、建設費が高騰している点も気になりますね。何より、コロナや世界情勢が一刻もはやく落ち着いて欲しいところです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

熊本に球技専用スタジアムを!の議論のきっかけになれば幸いです😄





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