喫茶店アルバイトと砂糖
喫茶店や会社なんかでは、使われ損ねた賞味期限切れのミルクやガムシロップを見かけることがある。
数ヶ月ならまだしも、5年とか過ぎているので捨てるのに躊躇はない。
また、使わなければそれくらいすぐ経つものだとわかると、使うのにもへんに遠慮しなくて済む。
ところで、スティックシュガーは古いのは30gなのに、新しくなるにつれて20g、10g、今では3gなんてのもある。
昔は甘いものがあんまりなかったから砂糖をたくさん入れていたんだって。
30年間喫茶店をやってるマスターが言っていたのを思い出す。
よく、「砂糖一個じゃ足りないよ、二本入れると美味しいよ」と勧められたが、それは内容量の話だったようだ。当時は一本で良かったらしい。
また、必ず砂糖を半分しか入れないお客さんが常連で毎日来るから、6gの常備している砂糖ではなく、そのお客さんには3gのものを出すようにこっそりサービスしたら、それも半分残していたらしい。
「あの人味わかってないよ」
と言っていた。
なつかしい。