ashlica

歌とか日記とか色々 フィクションです ¥100 は ノンフィクションです。

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逃避行

共感なんて、幻想だろう。 痛みは、最中にもたらされる。 何の? _言うまでも無い。 さあ、拝見しよう。 代理身分 半端な数式 君の、 脳が幾度となく繰り返す反芻 隊列を抜けたものの隊列 教養と妄想 秘匿された塔 上れ登れ _達する迄。 革命と煽動 道中の血液 其の交接の _為される迄。 君の君の頭蓋の中の地獄 その成仏が _果される迄。 秩序から逃げてしまおう逃避行僕らの罪を見逃してくれ _ILI team ikura 2024/10/22

    • 欠片となり舞い降りるDescend en fragments dispersés

      雪は降らない 季節が違うんだよ きっと。 なら私 一生それを 見られないみたい 夏の生命は 冬に生きない 私はもう 死んでいる 私はもう 死んでいる 私はもう 死んでいる 私はもう 死んでいる 私はもう 死んでいる 私はもう 死んでいる 私はもう 死んでいる 私はもう 死んでいる 2024/11/18

      • 白亜 という曲を公開しました / 23828

        はくあ https://www.youtube.com/watch?v=nTp- 白亜、正直であれ。 三角形に衝動は収まっている。 記号、参拝。憂鬱、大道芸。 新世界への扉は此処に。 教養と虚無を捨て置いて、 隊列を抜けたものの隊列に入る。 塔に登れ、 塔に登れ。 革命は、その道中の 妄想の中で起こりきっただろう。 神は 生存競争に負けて もう祈られない。 拝見しよう。 君の秘めたる代理身分を。 整頓されて、 分離した半端な数式を。 鮮やかに真相、深層。 証拠不十分で失踪

        • 輸血

          私はこの 体に取り残された 地縛霊 生前と同じことを 繰り返している もう 死んでいる 体はいずれ 精神と同じ形に なる だから この人は 死ぬだろう 近いうちに 精神が 死んだ時 誰が輸血を してくれますか 私は無宗教 輸血をしても 神は私に 罰を下さない それでも 減っているのがほんものの 血液でないから 誰も私を 生かせないのだ 2024/11/18

        • 固定された記事

          洞窟

          狭い洞窟の中で、 水は下から少しずつ上がってくる。 私は登る。 生きるために。 狭い洞窟は肺を圧迫して、 私は自分を変形させて 手足から流れる血 止まって 死んでしまった方が 楽だ。 そうして、私は死んだ。 心が先に死んだのだ。 死に取り憑かれているのか、死んでいるわたしが生命に取り憑いていたのかはもはやどうでも良く、この世界が別の惑星の地獄だと知る。 肉体。 人体。 外側。 精神。 私はすでに死んでいる。 死んだ精神が、生きている体に閉じ込められて 生きているよ

          夏の夢

          空に浮かぶのは未来。 つまり届かない。 過去は私にまとわりついて、 今は足元に転がっている。 最後の言葉は 何文字がいい 夏の夢に 続きはないわ 幻想は 静寂の中 あるけれど 決して現実に なりはしない 水は、 名も知らぬ城 液状の砦に 背を向けて 私は歩く 私は歩く 全てを悟ったような 顔で 2024/11/12

          夏の夢

          Idealist

          理想主義者は言う。 「ご機嫌よう」 私は、 ここは理想郷ではありませんが、と返す。 あなたのいらっしゃるのに、こちらはきっと相応しくないでしょう。 理想主義者は笑う。 「別に、我々のようなものが皆、理想郷に行きたいわけでもないのですよ。」 私は、 なら、辿り着けないものを追いかけて、辿り着けないまま死んでいくのですね、と返す。 なんていうか、幸福になれなそうね。 理想主義者は、笑わなかった。 2024/11/12

          Ἐποχή

          実験は中止されたし。 _どうか、生きていてくれ。 祈ることしかできない自信の愚かさに、全ての感情が萎えていく。 かといって、死ぬのが自分だったらよかった、とも言わないだろうな、俺は。と思う。まだ、死んだことを言及されてもいないのに、わかるのだ。同僚は死んだ。三人目だ。だからわかるし、慣れた。 慣れた自分と、祈る自分は同一であり同一でない。おかしな感覚だと自分でもわかるが、そうとしか言えない。 生きていてくれ、という言葉の中には、前のように、というエゴが含まれている。生命があ

          Ἐποχή

          「ケゼ」

          彼の名はケゼではなかったが、皆からはそう呼ばれていた。 彼の本当の名前についての記述は避けるが、その意味は「停止」「未知」「把握」と訳すことのできるものであった。 これ以上、彼がなんであるかについては記述することができない。 しかし、彼が「何ではない」かは記述できる。 以下に、彼とは異なるものを挙げる。 ・彼は芋である。 ・彼は同一である。 ・彼は緑色の皮膚を持つ。 ・彼は人ではない。 ・彼は真実のみを語る。 ・彼は不在である。 ・彼は未知である。 ・彼は判断をしている。

          「ケゼ」

          惑_madoi_

          「新世界の扉は此処に」 The door to the new world is here 白い女。 彼女は、僕の感性を一つ一つ手繰り寄せる。 微笑みながら。 図書館の女は、 〜_、,,Gathers my senses, one by one. _「 _ …. _    _。」 の瞬間を、 隔てられた言葉たちと、 うつろいゆく、 語られた言葉。 封じられた言葉。 演じられた言葉。 限られた言葉。 許された言葉。 、 扉はここ。 2024/11/07

          惑_madoi_

          間_awai_

          Fantome de reve、幻の夢、 Moulin Rouge、回る世界、 Hiver、冬のささやき、 Bobo、痛みの記憶。 空虚の中で、 君は眠って、 僕はもう 全てを失い切ってしまう前に、 と。 _A voice whispers softly in the void. _囁く声。 _Between lies and truth, the heart wavers, 痛みは、 脆く、 すでに形を失って、 _At the end of a fabricated

          均衡

          幻影。 無言の真理。 残響。 を貫くのは冷徹な支配。 白痴であれ。 代償と結論の話をしよう。 余裕という完全な概念を 三次元に格下げして その心の導くままに 形を持ったのがあなたでした。 色を深めた危うさを、 その香りと共に、 錯乱。 あなたの理性さえ、 そうあるべきだわ。 外側と、 内側の。 どちらにも属せないまま、 均衡だけが、 保たれているの。 2024/11/07

          透明

          私は透明 意識だけ 記憶だけ 意識の向こうから 見知らぬ場所へ。 言葉より遠くから 感覚だけ。 _ 境界の溶けた点と線と面 どこか遠い場所。 何もないのに。 何かの存在感が。 予兆めいて、 _気分がわるい。 2024/11/05

          支配者

          _shihaisha_ 私は、歩かされていた。 思考だけは、自由だ。 歩く。 絶対的な権力には、 抗えない。 システムは呪いのように 僕たちを見ている。 全知全能の存在がいるなら、 君主だろう。 機械に、 僕らは従っている。 その機械はいつだって、 独裁者に従っている。 つまり、 2024/11/05

          統制者

          _touseisha_ 私は、歩いていた。 何も感じることのない。 足で。 絶対的な権力には、 抗わないと決めている。 システムはどこにいても、 僕たちを見ている。 全知全能の存在がいるなら、 あのシステムを超えられるだろうか。 機械はいつだって、 人に従っている。 その人に、 僕らも従っている。 つまり、 2024/11/05

          統制者

          整合_seigou_

          正しさ。 あなたはずっとそう言うのね。 矛盾がなければ、 なんでもいいの? 誰にとっての、 正しさ? _あなたにきまっているわね。 そんなあなたを、 私が大っ嫌いなことも、  私にとっては、  正しいのよ。 でも、  あなたにとっては  違うのでしょうね。 _せいぜい、正しく、 おありなさいな。 わたしは、 何度でも。 言って差し上げるわ。  あなたは  正しいわよ と。 _私は正しくなんてなくていいもの。 2024/10/31

          整合_seigou_