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スレイプニル


八本脚の。

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読みました。

しばらく前に、本当に死のうと思った時、「もうすぐ死ぬひとの文章はきっと引用が多くなる」と自分の文章を見て気がつく。
(その記事も書いたんだけど、一旦非公開にしてしまいました。)
それからこの本をたまたま読む。
やはり引用が多い。

ひとは死に近づけば近づくほど、世界から、言語から離れていく。
言葉ではなく行間にこそ意図が宿ってくる。
気がした。
ので、

答え合わせのような
感じ。

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私のかつての神様の作った曲

この人がいなかったら、私は歌を作っていないだろう。

八本脚の、といえばこの曲なのである。

今回この本を読んだ理由はこの曲を連想させるタイトルからで、
死に魅入られていたからでは、ない。

読んだのはブログの途中までと、文庫で読みたくなったので文庫版。

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引用がたくさんできる人ってすごいなあと思う。
私はいろいろと作る人だからこそ、転載とか著作権的なものが怖くて、
引用のルールをちゃんと守っているかも不安なので、自分の歌、自分の声、自分の作ったもので色々なものを完結させてしまう。

自分が知らないところで他人に知られる恐怖。
を、他人に味わせたくない。みたいな。恐怖。

自分は引用をゆるされていないという怖さ。
著作権切れのものは怖くない。

自分だけで自己完結しているからこそ世界観が確立してますね!と言っていただけるのはうれしい

それとは別に、自分で自分を閉ざしているところからは、
何かしらの形で脱却(、変化、進化、その他の適切な表現)したいなあと思ってはいます。

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2023年に卒業、就職、コロナ、休職、退職、転職
後遺症で立ってする仕事がとてもじゃないができなくなり、デスクワークへ
その次の冬にはさらに病気になり、持病が増える

久々に読書習慣が取り戻せてまいりました。
うれしい。
大学生の時は暇で友人もそこまでいなかったので、とにかく本を読んでいた。1000冊。
小学生の時は徒歩30秒の図書館を外付けの本棚のごとく使っていた。

今では毎日何かは読んでいるけれど、なかなかそこまでハイペースとはいかない。
まだあまりお話したことのないSNSのフォロワーさんに勧めていただいた本をそのままクリスマスに妹にリクエストしたので、明日からはそれを読みます。


2025/01/06


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