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#31 英語で面接4つの心得(就職、転職を検討されている方向け)
本日は今後英語で面接を受ける際に必要な4つの心得をお伝えしようと思います。私はこれまで20回以上英語面接を受け、更に英語で海外の方の面接もこなしてきました。今直ぐではなくても、将来英語で面接を受ける事がありそうな方の参考になれば幸いです。
背景
高齢化や少子化、跡継ぎ不足のニュースは様々なところで取り上げられていますが、当初イメージしていたよりもスピードが早いように感じるのは私だけでしょうか?
円安などの影響もあり、海外で勤務される日本人も増えてきておりますし、今後5−10年で働く環境が変化する中、働き方への考え方も多様化すると個人的には考えております。円安で安くなった日本企業の買収も増える事もあるかもしれません。上司、同僚が日本人ではない事もありえます。
今直ぐではないにせよ、将来英語で面接を受ける日の為に今日は4つの心得をお伝えします。
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”英語で面接”と検索してみると
”英語で面接”と検索すると就職や転職時に”英語で面接する際の質問、回答例やフレーズ”などへの案内がでてきます。もちろん参考になる点はあるのですが、よく見るとこれって日本語で面接を受ける時と大きな違いはないのではないでしょうか?
昨今、面接では職務経歴や過去の経験を述べるだけでなく、その方の思考プロセスや人格など細かいところまで質問されることも多いかと思います。
私の経験
外資系企業の面接では何をしてきたか(What)、なぜそのような決断をしたか(Why)、どのように進めたか(How)をひたすら深掘りされました。そうなんです、自己紹介や志望動機などは冒頭5分ぐらいだったと思います。ある面接ではうまく説明できましたが、ある面接では内容がうすっぺらくなってしまいました。なぜでしょうか?
理由は簡単”普段から考えていることは日本語でも英語でも説明は可能”だからです。では普段からどのような事を心がけておけばよいのでしょうか?
英語で面接を受ける際の4つの心得
普段の生活でアンテナを張りWhat, Why, Howを意識する。
日々大小様々な決断をしていますが、なぜ、私はそのように行動することを決断する(した)のかを意識する。
ブログやSNSや個人のメモで記録する。
頭のなかのイメージではいざという時上手く話せないものです、言語化することによって頭が整理されます。
客観性のある記事(英語、日本語)を読む。
決断するには情報が必要です。普段から新聞、Net Newsなど自分の関心のある記事にふれましょう。面接時には個人の考えではなく客観的な事例も述べられたほうが説得力があります。
気に入ったフレーズをメモする、声に出す機会をつくる。
ちなみに私はNHK World、 海外NewsのPod Cast、 日本のネットニュースなどを活用し暗記アプリに気になるネタをコピペしてます。英検1級の単語を忘れないために始めたのですが、単語だけだと覚えにくい場合、関連する記事と一緒に覚えるようにしています。
英会話などに通っている方は気になったフレーズや記事について感じたことを話す練習をするのもよいかと思います。(もしくは今流行りの生成AIに話しかけるのもオススメです)
面接時、雑談する場合にも役立ち、仕事以外の一面を見せることもできます。
まとめ
面接の為にフレーズを覚えるのもよいのですが、やはり日々の生活の中でアンテナを張ることが重要で、その後英語で考える癖を上乗せしていくのがよいかと思います。そして英会話や生成AIを通じて声に出す習慣が始まれば更に英語で面接の準備が整うと思います。
実際に質問をどのように回答したかなど対面で聞きたい方はこちらもご覧ください