道路の舗装直後は正規の溶融式ラインが引けず後日改めて正式なラインを引くことになるが、それまでの間ドライバーが困らないように、舗装業者がラインテープで仮ラインを引いて変えることが多い。仮ラインでもガラスビーズが表面についているためヘッドライトの光で反射する。後日、仮ラインを剥がして溶融式ラインを改めて引き直す。溶融式ラインの品質は JIS K 5665-3種規格に準じる。ライン引きの仕事には取得が必須ではないが「路面標示施工技能士」という厚生労働省が所轄・主催する単一等級の国家資格がある。こちらは「止まれ」の場合。後日、溶融式ラインで正式に書き直す。更に後日、必要に応じてすべり止め舗装やカラー塗装を施す。