この1曲「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」
テレビの名画劇場でダスティン・ホフマン主演の映画を見ながら、過ぎ去った若い日々を思い出す、という曲。
若い頃彼女と見た映画『卒業』を思い出し、ラストシーンのダスティン・ホフマンのように結婚式場で君のことを奪いたかった(けどできなかった)、君にもう二人も子供がいるなんて、、、暗いです。。
大塚博堂は1976年にこの曲で2回目のデビュー(1回目は不発)、当時32歳の遅咲きながら、『めぐり逢い紡いで』、『過ぎ去りし想い出は』、『季節の中に埋もれて』などヒットする。1981年5月、脳内出血のため37歳の若さで急逝。
子供の頃、母がよく聴いていました。
曲中に出てくる『君』と同じ二児の母親です。
高校の頃はファンクラブができたなどと言い張って、、
お母さん、もしかして自分の境遇と重ねてたりしてませんでしたか?
だとすると陰で泣いてる人がいるわけで。。
大人になってCDを購入、
ジャケットのサングラスひげ面の男性が大塚博堂であり、この美しい声の持ち主であったこと、若くして亡くなっていることを知りました。
カラオケなどの場面でも、
未だ「この曲知ってる」という人に出会ったことがありません。