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インドネシア・バリ島旅行202002
2020.02.22-25
フィリピン航空(マニラ経由、ビジネスクラス)
コロナ禍前の最後の海外旅行
本当は仲間を誘って香港に行く予定だった。ところが、コロナ禍がじわりじわりと広がって、とうとう香港へも渡航自粛勧告が出てしまった。職場の都合で渡航禁止になった人も出てきた。前後して、予約していた航空便も運行停止になって、行く手段そのものがなくなってしまった。香港行きの予定はキャンセルになった。他の国も渡航できなくなるのは時間の問題。こうなったらたとえ一人でも海外に行っておきたくて、まだ感染が広まっていないインドネシア・バリ島へ行ってくることにした。
4日間あるけれども現地滞在時間は2日しかない。フィリピン航空のビジネスクラスで、マニラ経由のバリ島への弾丸旅行。
1日目 (2020.02.22) マニラ経由でバリ島へ
成田空港の様子。
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機内食はちょっとした懐石料理風。なかなか美味しかった。
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マニラ空港では航空会社のラウンジで時間を潰す。シャワーを浴びて、さっぱりできたのはありがたい。
バリ島のホテル到着。飛行機が深夜到着だったので、空港の近くで深夜帯でも無料送迎してくれる所で選んだのだが、さすがはバリ、リゾッチャしてる。
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2日目 (2020.02.23) ジャティルウィの棚田へ
朝起きて優雅に朝食。まだ空気もひんやりとしていて、リゾート地の朝を満喫する。
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今回はバリ島での実質的な滞在時間が2日間しかなく、行きたい所を効率的に回りたかった(めいっぱい回りたかった)ので、KLOOKというサービスを利用して車をチャーターしておいた。10時間チャーターで、クレジットカードの日本円支払いで3,716円。9時にホテルに来てもらうように手配しておいたが、朝食を食べて部屋でのんびりしていたら15分前にフロントからコールがあって、運転手が来たとのこと。
車をチャーターしてまず向かったのがジャティルウィの棚田。
運転手が話し掛けてくる。観光客と運転手との話題となるとバリ島の観光案内になるのは自然な流れで、ケチャとか、コピ・ルアクとかを話題に入れてくるが、ここであまり興味を示すような受け答えをしてしまうとそうした観光施設に連れて行かれかねない。適当に受け流しておいて、とにかく棚田に向かわせる。
途中で見かけたコンビニに立ち寄ってもらい、棚田散策のためのミネラルウォーターを調達する。こんなふうに自由に使えるのもチャーターの良いところだ。
棚田に着いて運転手に2時間は滞在することを告げる。ゆったり時間をかけて散策する。
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後で写真を見返していて気が付いたのだが、遠くに富士山のようなきれいな三角形の山が写っている。おそらくアグン山かな。
ドローンを飛ばして、空からも眺めてみた。緩斜面が一面棚田になっているのがわかる。
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昼食は駐車場の隣のレストランに入る。完全に観光客目当ての店で、バイキング形式になっている。
午後は、タマンアユン、ゴアガジャ、クボエダンと回ってもらう。
今晩は宿を変えてデンパサールの Inna Bali Heritage (旧Bali Hotel)に泊まることにしている。
デンパサールの中心部にある重厚なクラシックホテルだが、設備の老朽化とサービスの低下が残念。5年前はあったウエルカムドリンクがなくなっていた。予約サイトからは朝食付きプランが選べなかったので、チェックイン時に朝食を付けてもらうよう交渉したがそれもできなかった。いろいろ不満は残るけれども、1泊2,000円台で歴史ある宿に泊まれるとしたら安いものか。
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3日目 (2020.02.24) バトゥール山カルデラへ
宿の朝食が付けられなかったので、街中へ出て食堂を探して朝食。クルプックも付いていて、これが一番「バリらしい」食事になった。
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さて、今日も車をチャーターする。出発地がデンパサールになったので行動エリアを絞ることができて、チャーター代は3,491円。昨日より若干安くなった。昨日とは別の運転手だ。
今日の目的地はバトゥール山カルデラ。Lavaまで行ってほしいと言ったら目的地を理解してくれて、溶岩平原の末端まで連れていってくれた。バトゥール山は記録が残るだけでも何度も噴火を繰り返してて、今見えているのは1963年噴火の溶岩平原とその末端崖だ。
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外輪山に囲まれた窪地の中を溶岩が満たしている。火山用語のカルデラの語源はスペイン語で「大鍋」というが、これぞ、まさに大鍋の中で料理がゴトゴト煮えたぎっている様子を彷彿させてくれる。命名者が見た光景もこのようなものだったのではないだろうか。
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日本だと、浅間山の麓の鬼押出しと言ったところだろうか。トレッキングやバギーで溶岩平野に入り込むアドベンチャーツアーなどの観光客向けのアトラクションもあるようだけれども、この場所には全然人がいない。
場所を移動して、バトゥール湖の湖畔へ。行きたい場所に自由に行けるのがチャーターの良いところだ。
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湖畔の集落。お昼を過ぎて雲がかかるようになってきた。湖面の標高は1,031mある。高地での天候の変化に注意しないといけない。
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バトゥール山の寺院には立ち寄らずに、山を降りる。麓でティルタ ウンプル(水寺院)とイエプル遺跡(レリーフ)を回ってもらう。
移動の間に運転手と会話をする。ネットでオーダーを取ってそれを運転手には逆オークションで安値を付けた人に発注をするというシステムなので、全然儲からないと嘆いていた。運転手との会話は全て英語で、日本人はあまり利用しないようだ。もっとも、日本人は全部HIS(運転手は「ヒス」と呼んでいた)が持って行ってしまうとも言っていた。
新型コロナの流行で、観光客が激減して大変らしい。
チャーター契約の時間はまだ残っているが、ホテルに戻ってもらう。車のチャーターの契約はここまでなので、別途交渉して同じ運転手に空港まで送ってもらうことにする。シャワーを浴びてベッドでうつらうつらしていると、空港へ行く時間になった。
空港へ行く道すがら、青森の「ねぶた」みたいなハリボテ像を作っているのを見かける。運転手に聞くと、バリ島の祭祀日「ニュピ」の前日に街の中を練り歩くオゴオゴと呼ばれる像とのこと。今にして思うと、車を停めてもらって製作風景を見学させてもらえばよかった。空港の免税店にオゴオゴの像が飾ってあった(写真)。
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4日目 (2020.02.25) マニラをピンポイントで散策
マニラには朝5時に到着。タクシーの運転手が次から次へと言い寄ってくるが、こんな早い時間帯に市内に行ってもやることがないし、ホテルを取っているわけでもないし、ほっといてくれと言って断る。そんなこんなで6時過ぎて少しずつ明るくなってきて、タクシー案内所でタクシーの手配を頼む。地理観はもとよりなく、とにかく「イントラムロス」へ行ってもらう。
マニラ観光の様子はまた別の記事に書くことにしよう。