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空撮:道路:ループ橋:弥栄ループ(岐阜県中津川市)
新しく作られた「ふるさと椿街道」と国道19号との高低差をつなぐために作られたループ橋。本沢川(写真の青線)の谷を利用していることがわかる。
「ふるさと椿街道」は、農村部の地域振興を目的としたふるさと農道(農水省所管)として建設され、中津川市坂下(国道19号との交点は木曽川左岸の山口地区)と馬籠を結んでいる。
ループの名称の弥栄とは「益々栄えるように」と言祝ぐ言葉だが、木曽川を渡って坂下の町につながる国道256号の橋が弥栄橋である。1932年に最初の橋が架けられた時に島崎藤村が命名したという。そうした縁起のよい言葉がこのループ橋にも引き継がれている。
中央自動車道・神坂PAに併設されるスマートICが完成すると、「ふるさと椿街道」は坂下へのアクセスルートにもなって、益々便利になる。
ループ橋が登りきった先のトンネルが貫いている台地、滑ったような緩斜面の盛り上がりなんだけど、阿寺断層の隆起側にあたるようだ(地理院地図の傾斜量図に断層を赤線で加筆、+印が弥栄ループの位置)