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【RX 大前】2024.10.19 ジャパンカップ オープン 2位
概要
コース:宇都宮森林公園のお馴染みのコース。
天候:晴れ/くもり。28℃とこの季節にしては異例の暑さ。寒いより良かった。
マーク選手: サイクラーズのトリプル佐藤選手。レバンテの山口選手、高梨選手。サンブレイブの宇賀選手など
結果:4人逃げから宇賀選手が逃げ切り、他3人は最終周に集団が捕まえて、2位争いのスプリントで2位。
作戦
コースプロフィール的に、得意なコースではない。
自分は3〜5分の勾配がきつい登りが苦手。つまり古賀志は苦手の権化みたいなもの。国家試験の勉強もあって100%のトレーニングができているわけでもないので、マーク選手にあげたような有力どころが動いたら、まともについて行くことはできないだろう。
なので今日はなるべく存在感を消して集団で脚を使わないように走って、集団に残れたら最低限、その頭をとりたい。もしペースに余裕があればアタックすることもあるかもしれないが、それも終盤にタイミングを絞り、前半は少なくとも体力を温存する作戦。
レース
知り合いに代理受付してもらっていたゼッケンを受け取るのに時間がかかりウォーミングアップできなかったので、序盤2周くらいはアップだと思って、脚を使わないように特に気をつけて走る。
しかし当然みんなフレッシュなので登りが速い。脚が鉛のように重くて今日はダメかと思った。
2周目の登りが今日のレースで一番速かったと思う。3分29秒 410w。アップなしで出せる強度ではないが、なんとか食らいついた。
宇賀が逃げ切ることになる逃げはこの周にできたんだっけか。自分もきつくて朧げだが、米谷さんと2人で羽ばたいていったのを見た気がする。
3周目から徐々に身体が動くようになってきて、集団が絞られたのも相まってペースが少し落ち着く。それでも登りは平均すると380wくらい。
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逃げとのタイム差は30秒〜1分を推移していたが、なんとなく捕まえられない気がした。牽引してくれるプロチームのアシスト選手がすでに遅れてしまっていて、エースが単騎のチームが多かったから。集団はこの時点ですでに30人くらいか。
4周目の登りで麓から佐藤光選手が仕掛けて、強烈にペースが上がる。3分13秒 408w。そして佐藤選手は島野選手を引き連れてそのまま見えなくなり、前の2人逃げに追いついた。これで逃げは4人。強力なメンツだし、まずいなあと思いつつ、為す術もない。
そもそも、最近の練習では3分レペティションで400wでないこともあったのに、今日はレースでそれを超えるパワーを出せている。調子が良いのだろうと思う。ただ、それでも登りでアタックして追走を仕掛けるほどの力はないなと感じたので、最後まで集団で勝負することを決めた。
最終周に入るところでタイム差は38秒。意外と近い。前もスプリントを嫌う選手がいれば登りで仕掛けがあってバラけるかもしれないので、そうすれば集団の利が大きくなり、追いつくこともあるかも。
5位争いだと思っていたけど俄然やる気が出てきた。
最終周の山頂を5番手くらいで通過し、下って平坦区間に入ると、前に小さく島野くんが見えた。
島野くんを捕まえて、交差点を曲がるとさらに前に緑色のジャージの選手が2人見える。米谷さん、佐藤ヒカルくんだ。
2人を田野倉セブンあたりで捕まえ、残るは宇賀のみ。だけど、その姿は見えない。。集団も最終盤の駆け引きが始まり、登りの度にアタックがかかっては登り切りで緩み、落ち着かない。宇賀を捕まえるのは無理だ。
2位争いに切り替えた。もともと5位争いと思っていたんだから、2位でも十分だ。確実に2位を射止めるため、集中力を高める。集団はもう15人くらいしかおらず、この中では自分が一番スプリントがあるはずだ。
アタック合戦で最も脚を使わずに立ち回る方法は、誰かが加速するのを見た瞬間に自分も合わせて加速すること。
自分はスプリンターとしてマークされているはずなので、その自分がライバルの加速に間髪入れずに反応すれば、戦意を喪失させられる。結果として、無駄に追走しなくて済み、逆説的だが、脚を使わなくて済む。
この作戦が奏功し、無事に集団を一つにまとめたまま残り500m。だが、かなりキツい。レース前に食べたもの全部吐きそう。でも残すはスプリントのみだ。アドレナリンで嘔気を抑えこみ、ホームストレートに入ってすぐのラスト130mくらいで4番手から一気にかけた。
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スプリントのライバルはレバンテの登れるスプリンター、高梨マリオ選手だが、かかりの時点の速度差で勝てると確信した。
そのまま脚を緩めずゴールラインまでもがき切る。ラスト10秒は平均1217w, max1325wだった。これだけ激しいレースのラストスプリントでこのパワーが出せたことには、満足。
優勝はナショナルチーム時代の後輩で、フランスで一緒にレースしたこともある宇賀。その後ろの集団の頭をとって2位。
彼は現役プロとして走っているわけだし、今の実力、コンディションでとれるリザルトとしては、ベストリザルトだったようにも思う。
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今日は無事に楽しく力を出しきれて良かった。
古賀志の登りはコケが蒸していて、ダンシングすると後輪が滑るような路面だった。下りもチャレンジレースで落車が多発したらしく、滑るので気をつけてとレース前にアナウンスがあった。そんな中、無事に帰ってこられてホッとしている。
明日は大磯クリテに往復自走で行く予定。国家試験近いのに自転車が楽しくて困る。
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