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【RX 大前】2024.10.20 大磯クリテ#1 エリート 優勝

サムネ©️ともにゅさん(@tomonue)

以下レース中の写真は全て海さん(@Kai_photograph_)より。体調悪い中、爆速で素敵な写真をあげてくださりありがとうございます🙏

概要

コース:大磯ロングビーチのいつもの会場。クランクがなくなり1周にヘアピン2回のシンプルなレイアウトになった。30周回。

天候:晴れ 18℃ 風強し。昨日から10℃くらい下がって肌寒く感じるくらいだったけど、特に問題なし。

マーク選手: スプリントに定評があるヨノツ選手、上位入賞常連の池谷選手、昨日ジャパンカップで脚があると感じた岩間選手など

結果:ラスト4周で3人逃げにブリッジし、逃げ切りスプリントで優勝

作戦

風が強いので、風を利用して集団を絞れそうであれば絞りたい。でも、風向きはヨコ成分があんまりなくて、ホームが向かい風、バックが追い風という感じなので、絞れないかも。

今日は絶対王者の中川くんがいないし、順当にスプリントに持ち込めば勝率は高いと踏んだ。昨日同様、集団に成り行きを任せて、ごっつぁんスプリント狙い。

レース

2時間自走で会場入りしたのでアップはほぼなし。

事前の風の読みの通り、向かい風か追い風しかなかったので、集団にいると非常に楽。クリテなのに心拍数が160bpm前後で推移している。

7周目くらいに少し身体の動きが悪く感じたので1回アタックしたりしたが、それ以外は基本的に何もせず。10〜20番手くらいで存在感を消して走る。あまりに何もしなかったので、特に書くことがない。チームメイトの高岡さんと遠藤さんがアタック合戦に前々で対応してくれていたのも安心材料。




空力悪そうな肩幅。。


ボスのエアロフォームを見習いたい

レースも終盤に入り、残り9周で橋本セイヤ選手がアタック。富士クリテの独走逃げ切りを知っているのでこれは少し警戒する。

集団もまだ元気だろうからと様子を伺っていると、向かい風区間で踏めている人が少なく、あれ、意外と集団消耗してる?となった。

さらにマークしていた池谷選手と岩間選手がブリッジしていってしまい、いよいよ雲行きが怪しくなってきた。

少し焦りが出てきたところで救世主。チームメイトの遠藤さんが、無言のコミュニケーションで漢の牽引をしてくれた。強烈な向かい風のホームストレートを2周にわたって牽いてくれたことで、ひともがきで追いつきそうな位置に逃げをとらえることができた。

残り4周に入ったところで位置を上げ、追い風のバックストレートで全力ブリッジ。

あえて追い風区間でブリッジをかけたのは、

・追い風の方が付き位置でも踏まされるので単独で抜け出しやすいから
・追い風の方が集団が縦1列に伸びて、集団からアタックが見えづらいから
・スタートゴールラインでスピードが出てなんとなくカッコいいから

アタックしてから逃げに追いつくまでの52秒間を平均544w, max1239wで踏んだ。残り3周に入るホームストレートで追いつき、振り返ると、集団から数人抜けてはいるがみんなきつそうな顔をしていて、縦に伸びてはいるが勢いなさそう。

残り3周、一瞬ローテを飛ばして休ませてもらい、吸収されてももう一度もがける体力を回復させてからローテに入る。

スプリンターがブリッジしてきたとあって、僕以外は積極的に回ってくれないのは覚悟しているので、せめて行儀良く長めに牽いて逃げ切りに貢献することを心がける。

チラチラ後ろを確認するに、やはり集団は勢いがない。

最終盤の駆け引きでは、スプリントに自信がない選手は僕を引き離すためにロングスパートをかけざるを得ず、その時に逃げもペースが上がる。なので、4人で抜けたまま最終周に入れば、集団がいくらペースが上がっても吸収されないだろうと踏んでいた。

読み通り4人のまま最終周に入り、バックストレートで橋本選手がスパート。2番手でついていく。

ヘアピンを抜けて最終ストレート。ここで完全に牽制が入ると後ろに追いつかれるかもと心配したが、池谷選手がロングスプリントを仕掛けてくれたので、ついていき、自分のタイミングを待って全力でかけた。



昨日も調子が良いと感じたが、今日もよく身体が動いてくれて、走っていて楽しかった。


チームワークも機能していて良かった。

解説の方はジャパンカップの裏番組と自虐していたが、こちらがオモテだと言わんばかりの盛り上がりで、やっぱり大磯クリテは楽しかった。

Space Smokerのプルドポークサンドも初めて食べられて大満足のレースになった。



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