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2025年を最幸の1年に 〜株式会社さかい としゆき設立!?〜

皆さん、あけましておめでとうございます。
今年の年始は、ここ数年ずっとやりたかったことをやってみました。

「株式会社さかい としゆき」を設立!?

といっても、実際に会社を設立したわけではありません。
公務員なので、そんなことできません。

自分自身を1つの会社に見立て、その会社の経営者として会社(自分)を育てていく「アイ・カンパニー」という考え方があります。
これは、株式会社リンクアンドモチベーション代表取締役会長の小笹芳央さんが提唱されているもの。

私がこれを知ったのは、4年ほど前のこと。
さいたま市役所に勤めながら、キャリアコンサルタントやワークショップデザイナーとして活躍されている島田正樹さんのお話を聞く機会がありました。

島田さんは「株式会社しまだまさき」という架空の会社を作り、立場や活動領域を整理してご自身のキャリアを考えていました。
その話を聞いた時に、面白い考え方だと思ったのです。

当時は、整理するほどの活動領域が無かった私ですが、ここ数年でいろんな活動に参加させてもらえるようになりました。
そこで、島田さんの「株式会社しまだまさき」を参考にして、自分なりに架空の会社(アイ・カンパニー)を作ってみたというのが今回の内容です。

アイ・カンパニーという考え方を参考にした架空の「株式会社さかい としゆき」

自分の活動を3つの事業部に振り分ける

この会社にとって、一番大切なのは第1事業部。家族であり家庭の領域で担っている私の役割です。
特に「夫」「父親」は、私だけが担える何よりも大事な役割なので、ここが崩れないような活動の仕方をすると決めています。

次に大切な第2事業部は、公務員としての仕事に関わる領域。
最も大切な第1事業部を経済的に支えて運営する部門。本業として働いている市役所職員や、公務員という立場があるからこそ繋がることができるコミュニティなどが含まれます。

そして、私個人の生きがいや趣味を生かした活動が第3事業部です。
こちらは、第1と第2事業部が成り立っているからこそ、それ以外の時間で担える役割や活動ですが、「自分の人生を楽しく、より豊かなものにする」という意味では、とても効果が大きな領域。
中村文昭さんの教え、「頼まれごとは試されごと」を自分なりに実践している部分も含まれています。

この会社のミッション、ビジョン、バリューは?

自分の活動を3つの事業部に振り分けつつ、せっかくなので、この会社のミッション、ビジョン、バリューを考えてみたくなりました。

この3つを改めて調べてみたら、日本の人事部さんのサイトにあった桃太郎の説明がとても分かりやすかったのでイラストなどを引用させていただきます。

日本の人事部「ミッション・ビジョン・バリューとは、それぞれの違い」から引用

ミッションなぜそのビジネスを行うのか。企業の存在意義、
ビジョンミッションを達成するために行うこと。具体的なありたい姿や目標。
バリュービジョンをどのように行うかの手段・方法。具体的な行動基準。

最初に決まったのは、ビジョン

自分も家族も大切にしたいと望む方に、「どちらも諦めない生き方」を届ける

ビジョン = ミッションを達成するために行うこと

というのも、実は、以前私は自分のブランドコンセプトを作っていて、それがビジョンに相当すると思えたからです。(関連記事はこちら)

次に、ミッション

ミッションは「なぜそのビジネスを行うのか」=「なぜ生きるのか」。
「坂井さん、あなたにとって人生とは何ですか?何のために生きるのですか?」と聞かれた時の答えになるものだと感じました。

すごい質問。。(苦笑)
とか思いながら、しばらく考えて出てきたのが、こちら。

「ありがとう」を伝えられる、「人」と「居場所」を増やし続けるため

ミッション = なぜそのビジネスを行うのか

今の私にとって、生きることは「ありがとうを伝えること」かもしれない。
今後生きていく上で、ありがとうを伝えられる人が増えていき、ありがとうをお互いに交換し合える自分の居場所が増えることが、最幸の幸せなのではないか
そう思えました。

最後に、バリュー

このミッションとビジョンを達成するために、日々の具体的な行動は何なのかを考えて出てきたバリューがこちら。

自分や相手が大切にしている、「こだわり」を尊重する

バリュー = ビジョンをどのように行うかの手段・方法

これは、私が「こだわリスペクト」と名付けて普段から意識していること。
相手がこだわりを持っている部分は特に、自分と考え方が違っても否定しない。
むしろ尊重して、そのこだわりを踏まえてコミュニケーションをすることを大切にしています。
逆に、自分が持っているこだわりも、相手に合わせて無理に抑え込まなくて良い。

「この人、私のことを大切に考えてくれているな」と感じる時は、どんな時?

私の答えは、相手が私の話を聞いてくれて、共感してくれて、応援してくれる時。
だから私は、この逆をしないように心がけています。
自分の話ばかりをして、相手の話に無関心で、非難することはしない。

これを心がけることで、自分も家族も大切にしたいと望む方に、「どちらも諦めない生き方」を届けられるのではないかと考えています。

すべての人が自分の人生の経営者・リーダー

このアイ・カンパニーを試して感じたことは
・自分という人間を俯瞰して見ることができて面白い
・自分の現在地や大切にすることの優先順位などを再確認しながら過ごせそう

そして、改めて思い出したのは、ほめ達が教えてくれた言葉で
すべての人が自分の人生の経営者・リーダーである”
という言葉。
このアイ・カンパニーは、まさにその言葉を自分ごととして意識するための考え方だと感じました。

ということで、今後は年末年始のタイミングで各事業部の報告をしながら、ミッション・ビジョン・バリューを自分が最幸に輝ける言葉に随時アップデートしていきたいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
2025年も、どうぞよろしくお願いします⭐︎
皆さんにとっても、最幸の1年になりますように!

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