髪を洗う回数が減った~「悲しみがとまらない」
誤解だよって あなたは笑う
だけどキッスは嘘のにおい
抱きしめられて 気づいたの
愛がここにないことを
恋はちいさな 嵐みたいに
友だちも恋人も うばって
~ 悲しみがとまらない(歌:杏里 作詞:康珍化)
いつもと変わらない室内。
いつもと変わらない店長の笑顔とハサミ使い。
昨日から今日、そして明日へと続くと思っていた。
でも、気づいたの。
愛がここにないことを。
・・・今回は、愛、のことではない。残念ながら。
もう十年通っている美容院。
何も言わずともいつものように髪を切ってくれる。
どこから切って、次はどこ。変わらない施術の安心があった。
ただ今回は一つ異なることがあった。
それは、髪を洗う回数が2回から1回になったこと。
これって、もしかして、と気づいたの。
そう、愛、ではなく、お金がないことを!
もちろん、私の推測に過ぎない。杞憂であればよい。
でも昨今の状況だと、こういう小さな美容院などは台所事情が苦しいのではないだろうか。
ただでさえ過当競争の業界。さらに間引いての営業となると、固定費が重くのしかかってくるのだろう。少しでも削れるところは、ということでの洗髪回数の削減なのだろうか。
そういえば、いつも出てくる飲み物もなかったなぁ。
そろそろ別のところも探し始めた方がいいのかも。
髪切るところを探すのってタイヘンなんだけれど。
いろいろ世知辛い。