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ノルウェー留学に来て5ヶ月たった①〜日本一時帰国の感想〜
Godt nyttår(明けましておめでとう)!
時間が経つのは早いもので、1年の留学生活も残り半分となってしまいました🥲
留学3ヶ月目のnoteで書いた通り、1/3から1/9まで日本に一時帰国しました。そのときに感じた「日本とは?」っていうのは日本を離れている今しか得られない貴重なものだと思うので、noteに残しておこうと思います。ちゃんと日記書いてたの偉い!
①東京の電車やだ〜!!
羽田から京急に乗ったときに感じたのは、「電車狭い...」です。理由は主に、混んでいるから・広告が沢山ぶら下がっているから。これだけで、日本帰りたくないな〜ってなります。それくらい東京の電車が嫌いです。
オスロの地下鉄ではベビーカーを畳むことなく電車に乗ることも、お散歩中の犬を連れて電車に乗ることもできます。それから、ノルウェーの小学生は電車内で踊り始めるし吊革にぶら下がるし当然のようにうるさいんですよね。でも、ベビーカーも犬も踊ってる小学生もすぐ隣にいるわけではないので、気になることはほぼないです(うるさいのは流石に気になるけど)。パーソナルスペースがまったくない東京の電車では常に隣にいる赤の他人に気を遣わなければならないから、自然と心の余裕もなくなってきます。というか、単純に不快。空間に余裕があることの重要性を痛感しました。東京人は冷たいって言われるのは全体的に混んでいるからだと思うんだよなぁ。
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あと、ノルウェーに戻る飛行機が朝早かったので始発ちょっと後の電車に乗ったのですが、5時台だっていうのに座れない現実に思わずため息をついてしまいました。
②日本にLUUPはまだ早い
ノルウェーではレンタルの電動キックボードがメジャーな交通手段です。交通ルールがわからないので私は乗ったことがありませんが、簡単に借りることができて、そこら中に乗り捨てられたキックボードがあります。ノルウェーにいると「すごい便利そうなのになんで日本では流行らないんだろ〜」と疑問に思わざるを得なかったのですが、日本に帰って自転車や車を運転したときに納得。車道が狭く、申し訳程度に設置された自転車専用レーンを跨がないと車は走れないので、専用レーンがほぼ意味をなしていない。日本の道路は車優先で作られていて、それ以外の乗り物への配慮が足りていないので、物理的に危険なんですね。自転車ですらかつ危険なり、況やLUUPをや。ひとまず東京をはじめとする都市でLUUPを流行らせるのは時期尚早でしょう。ただ、交通手段に制限のある地方での普及には希望があるのでは?
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③良くも悪くも日本は明るい
冬至付近では6時間を切っていたオスロの日照時間も最近は伸びてきていますが、それでも1月14日時点で9:03-15:50(6h42m)。対して日本は6:51-16:50(9h51m)。日照時間はもちろんのこと、より太陽のありがたみを感じられたのは「太陽の高さ」です。ノルウェーだと1日中夕方みたいな日差しで何となく気持ちもどんよりですが、日本だと朝からしっかり太陽が煌めいているので、シャッキリした気持ちで1日を過ごせました。
ただこの「日本の太陽の高さ」というのは、別の視点で考えると欠点になります。太陽が高い日本だと明暗の差が激しいので、夕方になるにつれて「暗くなってきた...」と気持ちが憂鬱になっていきますが、1日中暗いノルウェーでそれを感じることはないです。私はだんだん暗くなっていく感覚が苦手なので、そういう意味では日本よりノルウェーのほうが過ごしやすい気がしました。
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これはこれで綺麗!!
④案外あっさり日本を受け入れられた
一時帰国前は「あれもこれもノルウェーと違う!」ってなるかな〜と思っていたのですが、帰ってみるとそうでもなかったです。母国語に囲まれているってだけで安心できるし、日本の店員や説明書きはやたらと丁寧だし、薄切り肉はあるし。母国パワーって偉大です。留学前にベッドタウンな地元の景観に美を見出したことはなかったけど、今回戻ってみて「ヨーロッパとは違うシンプルな美しさがあるな」と思うことができました。母国パワーはこれだけ強力であることを考えると、母国の異なる移民を受け入れて共生するってかなり難易度の高いクエストなのでは......?とも思いました。実際ヨーロッパ諸国では極右が強くなっているしね...。
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という思いで食べた牛丼
また、ノルウェーという異国で現地語を理解できなくても生活できてしまう背景にある「英語の利便性」を再認識させられました。ノルウェー語が分からなくても嫌な顔せず英語対応してくれるノルウェー人の寛大さよ。「日本に来るならある程度日本語(アルファベットからして独特なのに?!)ができて当たり前!」って人がいっぱいいる日本に旅行する外国人は大変だろうな〜。
⑤何歳になってもチャレンジは大事。
オリンピックに影響された母が最近スケートボードを始めたので、その練習を見に行きました。危ないからという理由で最初は家族全員で反対していたのですが、それを押し切ってスケボーを楽しむ母の姿を見て、新しいことを始めるのに年齢なんて関係ないんだと強く感じました。残された留学生活でももっとチャレンジしないと!と再確認することもできました。
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大みそかの夕方から雪が降り始めて雪&花火の
コラボレーションを楽しめました。
街中で花火が上がって興奮した!
いっぱい書いたから疲れました。
春学期の目標も書きたいので、それはまた後日。
Vi ses(またね)!