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開封タイム!なりきりは終わらない

収納は完全に開いた…玩具を大量転送し、この部屋をスクラップしてやる!

品性のかけらもない収納など、ろおの敵ではない…全てゴージャスに祭壇にしてきた。

さぁ、お待ちかねのゴージャスタイムだ。玩具の輝きを拝め。

DXレジェンドカメンライザー

ゴージャス…

今回は仮面ライダーレジェンドの強化アイテム「DXレジェンドカメンライザー」を開封していく。
ガヴが本格始動している今こそ現行アイテムをしっかり追うべきだが、ガッチャで満たされたはずの自身の心にはまだゴージャスが不足していた。そんな澱んだ心をあまねく照らすべく…

パッケージは漆黒をバックにレジェンダリーレジェンドがひたすらに煌いている。元々のスーツデザインとして色数が少ないことから俯瞰でのメリハリが凄まじく、何が何でも視線を釘付けにしてやろうというカグヤ様の姿勢が伝わってくる。

箱の”裏”にギーツⅨがいる不自然さたるや

箱裏のベロ部分にはクウガからギーツまでの最終フォームが揃い踏み。基本フォームが並んだ絵面は定期的に見ることができるが、最終が並ぶさまは周年作品でないとなかなか拝めないので何気に貴重な光景。
色味の異なる宣材が圧縮され集結するカオスぶりが面白いというのもある。

開封直後の状態。変形後の収まりの良さもあってスペースに余りの少ないコンパクトな入りをしており、蓋となる天面の段ボールにはレジェンダリーレジェンドのカードが付属している。

まずは「レジェンドカメンライザー」単体から。
レジェンダリーレジェンドの顔そのままを銃にしてしまう大胆なデザインで、首元を銃口として側頭部にあたる場所からグリップが生えている。
また、右側頭部(銃形態では上部)のアシンメトリーデザインを埋めるべく撃鉄のような造形がされている。

パッと見で奇をてらったビジュアルであることは明らかだが、顔をメインデザインとしたジオウのサイキョーギレード、ベルトのルックスを新機軸に変えるディケイドのケータッチと、両者の特性を引き継いだような意匠にも見える点が印象的だ。

前面のほとんどがラメ入りのクリアパーツで覆われているのはレジェンドライバーと同じだが、裏面がホワイトゴールドに塗装されることでクリア部分の発色がとてもしっかりしていたレジェンドライバーに対して、こちらはシグナル部分以外に塗装は入っていない。

そのために下地の影響を受けたやや暗い印象もあるが、今回のレジェンドカメンライザーでは逆にその影響をモロに受けることでラメが一層映えるようになり、ワンランク上の高級感が出ているように感じられる。狙っているかどうかは知る由もないが、図らずともカッコよさを強調できている辺りが気に入っている。

裏面のロックを外してグリップをしまうことで、ベルト合体用の形態となる。グリップの反対側にスコープの造形を盛ることでレジェンド特有の部分的な非対称性がカバーされており、ベルト中央でアンバランスに見えない中心的なデザインに整っているのが面白い。

レレレレジェンダリー!レジェンド!

そして変身。ライザーの装填口にレジェンダリーレジェンドのカードをセットし、トリガーで待機音を起動。グリップを畳んでベルトにセットすることで複眼部分が七色に発光する。
レジェンド(ディケイド)特有の複眼とライン造形が重なるところに受光部がないことで、背面に最初からあるプリントが隙間からハッキリと見えたまま複眼全体も光る…というやや変則的な発光を見せる。

基本となる遊び方は以上の通りでとてもシンプル…だがしかしこのアイテムの真価はここからだ。レジェンドライダーカードと連動し、それぞれの最終フォームの変身音が全てフル尺で流れる。この文言だけでいかにぶっ飛んだプレイバリューか伝わると思うが…


フル尺ということはつまり…


ファイナァル!ケミーラァァイドォ!

ゴゴゴゴージャァス!グラァンドジッオーゥ!

クウガアギト龍騎ファイズッブレェーィィィ
ヒィービキカブト電王キバディケーイ
ダーブールー!オーズッフォーゼェ!
ウィザァードォ!鎧武ドゥラァーイブゥ!
ゴースト!エグゼーイド!ビィールドォォォ…!

祝え!!!!!

仮面ライダアアアアアアアアア!!!

グ・ラ・ン・ド!ジオォォォォォォォォォォウ!!!

魔王様、令和にはクロスセイバーという長尺がいるんです

令和の時代にグランドジオウのむちゃくちゃ長い変身音が聴き放題!!!!!!!

レインボーは空だけじゃない!!!胸にも架かるぜ!!!!!!!!!!!

[エクストリーム] 緑→紫発光

平成をなんとか抑え込んで…
全てのフォームをフル尺で楽しめる怒涛のボリュームから来る満足感はもちろんのこと、それぞれに用意された固有発光にも注目したい。

[極アームズ] 橙→白発光
[コズミックステイツ] 青→黄発光

Wが緑→紫なのは当然として、例えば鎧武では極アームズなので橙→白に。フォーゼではコズミックステイツなので青→黄に発光する。レジェンドライバーでもそのライダーをイメージした2色に発光したが、こちらではしっかりと最終フォームのメインカラーなどに沿った色に変化してくれるのが嬉しい。

強いて言うのならWは通常も強化もどちらも緑→紫発光なので、エクストリーム中央部のクリスタルサーバーをイメージした緑→白発光でも良かったかもな~という気持ちがある。オーズもプトティラコンボとして紫→緑なので、そこで若干の被りが発生してしまっているのだ。

どうしても1号ライダーである以上は赤、白、黄あたりがずっと取り合いになり、被りは避けようもないのだが…クロスセイバーで青→水になってくれたりするように大胆にパターンが変化することもあるので、そういう作りこみを見るに許容できないという話でもないか。

つまるところ、外伝作品を出自としながらカードライダーにおける最大の遊びである固有認識を完全網羅した「令和の時代にディケイドの面白さを伝える」タイムマシンじみた自由自在のなりきり遊びがこの玩具の最大の魅力と言えるだろう。


これこそマイロードの終着点…


マーベラスレアも含めて無数にレジェンドライダーカードを手に余らせた時こそレジェンドカメンライザーで…


イッツレジェンダリーゴージャスタイム!!!!!!!!!!!!!!!!









イエスマイロード!ゴージャスは一度きりにあらず…





DXレジェンドライドマグナム

開封の大盤振る舞いということで仮面ライダーレジェンドの専用武器「レジェンドライドマグナム」もついでに開けていこう。

レジェンドカメンライザーがパッケージの差し色にマゼンタを採用していたのに対してこちらはシアン。主張の激しさは相も変わらずながら、強化前のアイテムということで比較的スッキリした印象がある。
というかこの箱、とある理由で戦隊ロボの箱かと見紛うほどにゴツい。ゴツすぎる。

箱裏にはいつも通り遊び方の記載。箱のサイズがむちゃくちゃにデカいのでほどよく幅のあるゆったりしたレイアウトになっているのが珍しいか。

さらっとWのカードを持つレジェンド

箱の天面にはレジェンドを中心にクウガからギーツまでが揃い踏み。ジオウ、ひいてはディケイドからこのような絵面を散々見てきたはずだが、やはり何度同じフォーマットを見てもテンションが上がってしまう。ズルいよな仮面ライダーっていうコンテンツ………おのれレジェンド……!!

それはさておき…バラバラな並びのようで中央レーンには主役たるレジェンド、周年作品のディケイド、ジオウ、そして前年のギーツと押さえるべきメンツはしっかり捕捉しやすい位置にいるのは見事。そして見覚えのある宣材に出くわすと元気になるオタク

マジでけぇ!

開封直後の状態。天面段ボールにはレジェンドライダーカード2種(W/オーズ)が付属し、それを避けた先にメインアイテム。ゴテゴテのデザインによって斜めに収まっていて、梱包の苦労のようなものが垣間見える。そしてほぼ箱通りの大きさのアイテムが姿を現したことにビビる

これが「レジェンドライドマグナム
レジェンドの基本たる黒+金オンリーで構成されたくっきりした配色がカッコよく、側面から大きく突出したハンドル部の独特さが印象的に映る。箱が異常にデカいのはハンドルが原因だったのだ。

造形はディケイドのマシンであるマシンディケイダーを彷彿とさせるシルエットで、平たいライトやそこからゆったり伸びるカウル、平面的なシートなどが特に分かりやすいか。

クリアの裏に透けるカードがンッゴージャス…

そして召喚、必殺技遊び。カウル内にカードを装填することで個別認識、その後トリガーを引くことで召喚音。装填からハンドルを回すことで必殺技音が発動する。
カードの個別認識は最大4枚まで記憶するため、レジェンドライダー4人を連続召喚することもできる。認識枚数によってデュオ→トリオ→マッシモと音声が変化するので、キッチリ召喚できている実感も伴う。

装填中はケミー、ライダー問わずガッチャンコ相性の固有発光となり、ライトから発光が透ける。発光部にも各部と同じく黄色のクリアパーツが使われることで一段フィルターがかかったように色が混じっていくのがとてもキレイ。
それらしい受光部がないので、ライトから銃口にかけて先端に行くほど発光がうっすら弱まっていくのがやや惜しい気もする。しかし内部が空いていることはクリアパーツにとってメリットでもあり、側面から見た時の透け感は抜群にカッコいい。

マッシモォ!

結局この玩具でできることはカード装填+ハンドル操作の有無による音声変化だけなので、やや曲がった解釈をしてしまうと”遊びが少ない”とも取れてしまうだろう。ただ、ことレジェンドライドマグナムにおいてはむしろそこが良い点とも言える。

レジェンドライダーカードをマグナムに装填すると1号、2号問わず「○○ライダー」と読み上げてくれるため、自身の脳内では実質全てを認識している解釈にできる。つまりEX弾などに収録されている「認識は1号だが絵柄は3号」という変則的なカードでも、なりきり遊びではちゃんと目の前に召喚できるのだ。

つまるところ、繰り手の想像力が楽しさに繋がる「なりきり遊びの芯たる面白さを召喚する」イメージを具現化する武器という媒体そのものがこの玩具の最大の魅力と言えるだろう。

ちなみに全然コンプせずに1年終わった

2つのアイテムを単体で別記事にするのはちょっとボリューム的にどうなんだ、ということでセットにしてみたが、結果的にどちらとも書きたいことが多かったために予想以上に文字数が膨れ上がってしまった…
それでもやっぱりガッツリ玩具の話をするのは楽しいので、とりあえず今回はゴージャスな大盤振る舞いということで納得することにしよう。

ふざけて書けるから楽しいみたいなところはあるよね

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