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おカシなベルト開封!回転!ガヴガヴ!
仮面ライダーガヴ、とにかく初速が面白くてしょうがない。
令和ライダー6作目にして昭和ライダーにも立ち返るような正義と悪の源が同じであることの明瞭さ、ポップなヒーローとダークな悪役が描く鮮やかなコントラストと、インパクトのある見た目と鋭いストーリーから目が離せなくなっている。
そんな放送前の不安を吹き飛ばすワクワクを毎週提供してくれる本作に、第1クールの時点から心を奪われている今の俺に足りないもの…
1年間応援する力…
すなわちそれは…
DX変身ベルトガヴ
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買っちゃったんだよね~~~~結局!
「今年のライダー見た目ヤバいな…」「変身ベルトの形ヤバいな…」「今年のライダー面白すぎるな…」ぜんぶ毎年言ってるし、本当に公式の思惑通りに動くオタクなんだ俺は…
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箱裏はこんな感じ。完全新規アイテムゆえの箱裏の余白ありまくりな感じも年に一度しか楽しめない良さだ。
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開封直後の状態。いつになっても全く新しい変身ベルトが包装されたこの絵面にはどこまでもテンションが上がってしまう。
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これが本体である「変身ベルトガヴ」
本編ではグラニュートが種族として持つ器官”ガヴ”という名称しか与えられていないために、いわゆる「○○ドライバー」のようなネーミングではないのが印象的。
ベルト全体がまさに生き物の顔そのもので、赤い顔に金の歯、”自ら操作する顔”という点で獅子舞の顔に似ている…というのも初報時点から話題だった。それを強調する額の光沢感ある塗装も、塗装面が非常に多く鮮烈に映る。
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これが今年のメインアイテム「ゴチゾウ」
お菓子のパッケージをイメージしたフォルムで、グミをモチーフにしたこの個体「ポッピングミゴチゾウ」はつぶらな瞳にぷにぷにのロゴが特徴。
個包装された菓子にありがちな上下のギザギザやフックにかける穴も造形で表現されていて、上部の穴はボールチェーンなどがピッタリ通せる。
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いよいよ変身シークエンスへ。
まずは上アゴをガバっと豪快にオープン。それと連動して舌が飛び出す。
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飛び出した舌にゴチゾウを乗せて、アゴを閉じれば待機音発動。レバーを回してゴチゾウをガヴガヴ、最後に側面のボタンを押せば…
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仮面ライダーガヴ ポッピングミフォームに変身!
舌に乗ったゴチゾウは一発変形でシルエットが大きく変化、口を広げつつ威嚇するように両手が展開される。
お菓子を口に入れてガヴガヴ咀嚼するモチーフそのままのアクションの独自性はもちろん、”回す”という動きそのものの面白さを改めて味わうことになった。
ライダー玩具の楽しさといえばやはりアイテム連動や音声の豊かさだが、この変身ベルトガヴはアクションそのものを楽しむフィジェットトイに近しい属性も持っているように感じられ、ただ無性にレバーをぐるぐる回したくなる魔力を秘めている。
また、腰に巻いて遊ぶためにベルトを直上から見ても装填口である舌が見えるのもお気に入りポイントだ。
やはりオタクなので目指すはノールック変身だが、そうした目標のあるなし問わず遊び手本人に向けたガイドが用意されているのがとても嬉しく思う。
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変身ベルトの遊びも分かったところで、サブアイテムにも手を出そう。
そんなワケで次は…
DXライダーゴチゾウセット01
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例年通りサブアイテムのセット売りがあるのだが、まずパッケージがとても斬新。なんと分割できるぶら下げ型菓子まんまである。
こうした商品はだいたいブリスターに収められることがほとんどなので、まさかこんなところまでお菓子に寄せてくるとは思わず非常に驚いた。店頭でのトラブル防止のためかさすがに分割できる構造にはなっていないが、それでもモチーフを貫いてくる遊び方が面白い。
でもやっぱ”アレ”やっときたいよな…
袋なんて取っておいてもしょうがないし…
やっちゃえ!
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やっちゃった!ということでなるべく丁寧に切り分けてみた。このパッケージで来るならやっぱりこの光景が見たくて…!
こうして分けてみるとまさにお菓子そっくりで、仮面ライダーのコラボ菓子だと言われても全く違和感を感じない。今後ゴチゾウがどれほど展開していくかは分からないが、このフォーマットはなるべく継続してほしい。
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1号ベルトと最終アイテムの箱以外は基本捨てる方針なので後悔は特にないのだが、それでもやはりこうも大胆な開け方には若干の抵抗を感じる…箱はまだしも袋はさすがにいらねぇ
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セット商品であるゴチゾウと、ガッチャード夏映画公開日に発売されたゴチゾウの計4体が揃い踏み。左から順に
パンチングミゴチゾウ(夏映画記念先行アイテム)
ザクザクチップスゴチゾウ(以下セット品)
ふわマロゴチゾウ
ガッチャードゴチゾウ
となっている。パンチングミとガッチャードはポッピングミと同じくグミ型だが、ザクザクチップスとふわマロはまた異なる形状だ。
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そして4体まとめて一気に変身!ザクザクチップスは観音開き、ふわマロはカバー上部が丸ごと後ろに傾く、という風に異なる変形を見せてくれる。
お菓子のジャンルごとに待機音が異なるだけでなく、それぞれパッケージの外と内で表情が大きく異なるので、急に怖くなったり少し笑顔を見せたりと個性豊かなところがかわいらしい。
手元にいるのはこれでまだ5体ながら、そのどれもに既に愛着が湧き始めている。作中では一度の変身につき一匹が旅立ってしまう儚い存在だが、こちらは玩具なので手元にいる限りは永遠である。
また一つのパッケージから同個体が複数生まれるために、今後ガシャポンや食玩でダブったとしても拒否反応が控えめな仕組みになっているのもありがたい。それにしてもダブりが苦しいことは変わらず
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つまるところ、キュートなルックスに手触り自体が楽しいギミックを詰め込んだ「サプライズが中から飛び出す楽しさ、喜び」を変身ベルトに落とし込んだ秀逸なフォルムがこの玩具の最大の魅力と言えるだろう。
未だ1クール目、さらに第一中間フォームすら未登場の現時点で既に面白くてしょうがないガヴが冬映画や2クール目でどのような飛躍を遂げていくのか…これから一層目が離せない仮面ライダーガヴ、こいつを腹につけながらガンガン応援していけそうだ。