地に足をつけて生きるひとの美しさを知る
もしかしたらよかったのかもしれないな、と思う。
もう何のために働いているのかわからなかった仕事を辞められたことも、発達障害気味の夫にひたすら振り回されてしまっていることに気づけたことも、母に対する眠っていた怒りのような感情に気づいたことも、健全な母親として必要な振る舞いやこれから先も社会と関わって生きていくにあたって必要な姿勢を妹から学んだことも。
やっぱりわたしはめちゃくちゃな人生を歩んでいたのだろう。
軸足が自分ではなかったし、どこかで夫に何とかしてもらおうと思って