あけましておめでとうございます🎌
元号が令和になって3年、安寧な時代になれば良いと思いつつも去年から我々の日々の生活を根底から見つめ直さざるを得ない状況が今尚も続いています。
丁度昨年末に職場の移動があり、これまでのチームとはべつのチームリーダーとなった事から、メインとしては部下の指導に対する自問自答を振り返りの意味も込めて記録していこうと思い、noteを始めました。
でもそれだけでは固くなりそうなので日常での出来事なども写真を交えて投稿していきたいと思います。
日常と云う意味で、みなさんは初詣でに行きましたか?Twitter等のネットの世界を見ているとこの時勢に初詣なんか行くなとか叩いている人を多く見かけます。誰もがストレスが溜まっているんだなと思いつつも冷静に考えてみてください。良く言われるのが3つの密が「同時」になることを避けろです。去年やたらと耳にしたソーシャルディスタンスとは何の事だかしっかりと認識していますか?マスクの目的は?密な空間って?「初詣でに行ってんじゃねーよ!」と誰かを叩いてしまう前に、自分の認識が本当に正しいのかどうかを今一度見つめ直してみませんか?
ソーシャルディスタンス
端的に言えば間合いです。なんでもカタカナで言うのは良くないと思うのですが、直訳して社会的距離と言われるものについて、これが言われた経緯を覚えていますか?これは海外からの輸入にシフトしたあまりマスクの供給が追いつかなくなり、更に転売する人によって本当に手元に入手し辛くなった時期、マスクをせずに感染を防ぐにはどうしたら良いのかという問題から生まれた距離です。そう考えた場合、初詣って状況としてどうでしょうか?
靖國神社での初詣での様子ですが、これは望遠で撮っているので人が密になっているように見えますが、実際は前後左右に間合いが取られており、人々が密集するような状況にはありません。そして各人がみな夫々にマスクを着用しています。
密な空間
避けろと言われているのは密閉された空間。密閉とは窓がなかったり換気ができないような場所のことで、窓の無い会議室や映画館、カラオケボックス等がこれにあたります。裏を返せば換気がしっかり行われている状況であれば室内であっても、そこは密閉空間ではないという判断で、今では飲食店や映画館などもきちんと換気された状況で運営されています。では先の写真を見て、初詣では密閉空間に当てはまりますか?屋外の時点でノーですよね。これがアウトだと言うのであれば普段の生活全般アウトとなります。
マスクの目的
大抵の人が使われている使い捨てのサージカルマスク、これらについて貴方はどういう目的で着用していますか?自分が感染する事を防ぐためにつけているのだとしたら、認識を改めないと危険です。サージカル(外科手術)マスクとは、自分が出す唾液等の飛沫を拡散させる事を防ぐための物です。お医者さんが手術の際に開口部などに自分の出した唾などが入らないように着用する事から、サージカルマスクと呼ばれています。咳などをした際に撒かれるウィルスは唾液などの水分と一緒に出るので直径が5μm程度となるのでサージカルマスク等で防ぐ事ができますが、実際に空気中に待っている細菌やウィルスは5μm以下なのでサージカルマスクでは防ぎようがないのです。本当に防ごうと思うならN95の規格を満たしたレスピレーターを着用しないと無理です。ですがこれらは医療従事者が必要としているので我々が闇雲に使ってはいけません。
誰もがマスクをして更に社会的距離を保ち、そして開放的な空間において行われる初詣でが本当に叩かれるような行為なのでしょうか?大切なのは馬鹿騒ぎをしない、マスクをして飛沫を撒く事を防ぐ、手洗いうがいを習慣づける、アルコール消毒液を携行するといった事であって、生活を縛る事は何も解決になっていないということに気付く事です。家に引き籠もったところでウィルスはこの世から消えてなくなる事はありません。大切なのは各人が衛生管理をしっかりとして防疫することです。
少しでも早く本当の意味での日常が取り戻される事を強く祈って、最初のnoteとさせていただきます。