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近所のやきとり屋

家の近くに個人経営の焼き鳥屋さんがある。

私のサードプレイスです。

社会人になってから、
会社と関係ない人と話して気分転換したい時に
ちょくちょく通ってる。

かなり地元密着型のお店で、
小さい子ども連れのファミリー客も多いから
アットホームな雰囲気。
お店の人たちはお客さんの名前を
みんな覚えてて尊敬する。
プロってすごい。

私もあだ名で呼ばれてる。
お酒飲めない私をいつも歓迎してくれて
大変ありがたい。
ありがたく夜ごはん屋さんとして
使わせてもらってる。

テーブル席もリピーターが多いけど、
特にカウンターは長年通ってる人が多くて
みんなめちゃくちゃフリーダム。笑

カウンターにはみんなが持ち込んだ
フィギュア、花瓶、漫画、へんな石。
壁一面にいろんな名刺やみんなの写真

常連さんはメニューにないものも平気で頼む。
「納豆たまごかけご飯ください」
「カレーください」「とろろご飯ください」
「親子丼ください」「皿うどんください」
そしてなぜか出てくる。

なんで?

釣った魚やもらった野菜を持ち込んだり、
トマト缶をダースで持ち込んで
トマトグラタン作ってもらったり、
みんな自由すぎる。

極めつけは「なんか作って!」という雑な要求。

ここは家か?

でもみんな実は店長さんの手隙きを
ちゃんと見極めてわがまま言ってて、
いいお店だなぁと思います。笑

お誕生日にはみんなプレゼントをもらいます。
お酒とか専用グラスとか季節のフルーツとか。

やっぱり家か?

さすがに私は自分で無茶振りする勇気はなく、
あるとしてもハーフサイズをお願いしたり
もつ煮を丼にしてもらうくらいなんだけど、
たまにほかの人のおこぼれで裏メニューを
もらったりもしてる。
楽しい。笑

私も3年目でかなり慣れて態度がデカくなり、
店長さんが調理に夢中で気づかないときに
「お客さんきたよー」とか言ったりしてる。
そうすると店長は調理しながらとりあえず
「やったー!いらっしゃい!!」と言います。
ウケるね。笑

今のところに住むのは長くてもあと一年くらい
だけど、引っ越してからもたまには
顔を出したいなと思ってる。

写真はおこぼれで出してもらった秋刀魚。
さすが炭火焼きって感じの味でした。

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