4月に読んだ本
4月は結構本を読めたので、その中でもおすすめのやつを紹介します。
死ぬ瞬間の5つの後悔
死ぬ瞬間にはどんな後悔が多いのか、それを抱いて旅立つことがどれほど辛く悲しいことなのかを、ヘルパーさんの著者が、様々な死の床にいる患者さんから聞いた言葉を一冊にまとめた本。
わたしは科学的なエビデンスをモトに書かれた本が好きで、経験から得た知見のみで構成されたモノはあまり読まないのですが、これは読んでよかったなぁと思えました。
本当にやりたいことが出来ていない、家族との時間を過ごせていない、友人との連絡が取れていない、どれかに当てはまり、改善したいと思っている人は読むべきだと言えます。
ただ、著者自身の話がページの半分ほど割かれていたので、そこをもう少し他の患者さんの言葉にしてくれたらよかったなとは思います、好みの問題ですけどね。
DIE WITH ZERO
資産を残して死ぬんだったら、それを稼いだ分の時間が無駄になるじゃん?だったらもっと早く仕事辞めて経験に時間と金を使おうぜ!みたいな本。
最初の方に「老後への貯蓄とかは将来の今より裕福になった自分がしてくれんだから、若いうちは今しかできないことやれ!」と著者は主張しております。
確かに!と思わせてくれますが、浪費癖のある人やパチンカスなんかには免罪符にもなりかねない警句だと思いますんで、思い当たる節がある方にはお勧めできません。
もちろん安心のために余分に貯蓄することは否定されてませんし、遺産相続に関するアプローチもしっかり解説されてます。
News diet
ニュースがいかに私たちの時間や集中力を奪い、メンタルに悪影響を及ぼしているのかを解説している本。
印象に残ったニュースによる悪影響はこんな感じ
仕事の合間に見るニュースで集中力や生産性が下がる
関連するニュースのリンクや興味を引く数々のタイトルで時間が溶ける
悪いニュースを頻繁に目にすることで慢性的なストレスに繋がる
以上より、ニュースを見なければ時間的余裕ができるし、無駄な心配事も減るよねーってのを科学的な根拠を交えて説明してくれてます。
著者の偏見が混じっていたり、引き合いに出す例が多すぎてウンザリすることもありますが、そこはご愛嬌。
忖度なしの栄養学
「ボディーメイクを行っている人」のための栄養本。増量期・減量期のそれぞれで摂るべきカロリーやPFCバランス、サプリなどを科学的根拠をもとに解説されています。
3大栄養素の基礎的な話や糖質制限と脂質制限の方法、それぞれのメリットデメリットも書かれているので、肥満に悩む方でも役に立つかと。
普段からそこそこの食事管理をしていて、定期的に減量期を設けたりしているので、こーゆーダイエット本が欲しかったんだよね〜と思えました、満足です。
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