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集中力を高めるのに最適な運動の強度

以前「集中力を高めてくれる食べ物3選」という記事の中で、集中力を上げたいなら運動・食事・睡眠を改善したほうがいいという話を冒頭で書きました。

今回はその運動編になります。アンデシュ・ハンセン著『運動脳』をベースに、どうして運動が集中力を上げるのか、どのような運動が効果的なのかを話していこうと思いますっ!

集中するには「ドーパミン」が大切

ドーパミンは、私たちに幸福感を与えてくれるだけでなく、脳の記憶と集中を司るエリアにも関わっているというのは、ご存じの方も多いかと思います。

ADHDの治療薬にはドーパミンを増やす効果がありますしね、ドーパミンと集中力は密接な関係にあると言えるでしょう。

そこで、お薬に頼らずドーパミンを手っ取り早く分泌する方法として運動があげられるわけです。

運動で実際に集中力が高まる

ジョージア大学の研究によると、20分の軽い運動をした後の3~4時間は集中力だけでなく、認知能力や考察力なんかも高まったことが分かったそうです。

他にも運動には記憶力を高める効果なんかもあり、朝に運動を行った学生は、行わなかった学生よりテストの成績が良かったなんて研究報告もあります。

わたしも減量期にはジムでバイクを漕ぎながら本を読んだりしています。結構オススメですよ。

どんな運動が効果的なのか

ここで疑問に思うのが、どんな運動でも効果があらわれるのかどうかです。

残念ですが、心拍数の上がらないストレッチやヨガなんかは集中力の向上が見られなかったと、『運動脳』の中では記されています。

ドーパミンの分泌を促すにはある程度心拍数が上がる有酸素運動が効果的だいうことですね。

朝に20分~30分程度のランニングを行うのがベストですが、時間を取れない方も多いかと思います。そんな時は緑の中を5分ほど散歩する「グリーンエクササイズ」がオススメです。

イギリスのエセックス大学が行った調査によると、公園など戸外の緑の中で5分間体を動かすだけで、心身ともにリラックス効果を得られることが分かったんだそう。

出社の際には、自宅や会社の最寄り駅に公園があればぜひ立ち寄ってみてください。

いかがでしたでしょうか。今回は集中力を上げる方法として運動をピックアップしました。

他にも運動にはストレス解消などの効果がありますので、行わない手はないかと。

睡眠編を書くかは分かりませんが、もしその時は読んでいただけると幸いです。それでは!

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