なぜ、ヨーダの第一印象は低能そうなのか?
こんにちは、天歩りなです。
今日もスターウォーズネタです。
今日は、ヨーダについてお話したいと思います。
ヨーダは、ジェダイマスターの一人なんですけど、その中でも最強と呼ばれる人です。言ってみればレジェンド的な存在です。
なのに…、外見が結構イケてないんですよね~。
まず、小さい。
身長60 CM 台、体重13 kg 位といわれてます。
ちっちゃくて、緑色で、ヨボヨボで、しわしわで…、そんな外見をしています。とてもとても強そうには見えない。
気色悪い年老いたエイリアン…にも見えます。(ヨーダ、ごめんっ!許して!)
実際、主人公のルークが偉大な戦士のヨーダに会いに行くためにダゴバという惑星を訪れた時、最初にその星で出会った生き物が実はヨーダだったんだけど、ルークは最初全然気づかないわけです。
目の前のヨーダは、人の食べ物を漁ったりだとかハチャメチャな行動をしている。素行がめちゃくちゃなのでルークも苛立って邪険に扱ったりしていました。
でも実は、その目の前の人が自分の探し求めてたレジェンド、ヨーダだと知り、そしてその時にルークは慌てて取り繕うことになります。
ここ。
ここにメッセージが隠れていたりするんです。
それは、”先入観で目の前のものを見ていませんか?”ということ。
偉大な戦士、偉大な人、と聞いて、どういうものをイメージしますか?
威厳があるだとか、強そうな外見だとか、そういったものをイメージしやすいんじゃないでしょうか。
映画という、いわば娯楽なので、本当に偉大そうな、オーラを放ったようなキャラクターを登場させた方が分かりやすいですし、盛り上がるでしょう。でも、スターウォーズはあえてそれを選ばなかった。
それは、ルークに対しても、そして観ている私たちに対しても、”先入観を通して見てないか?”っていう問いかけなんじゃないかと思います。
先入観というものも、生きていく上で判断だとか行動の基準になるものだったりするので、必要な場面ももちろんあると思うんですが、ただそれに囚われてばかりいると、真実だとか本質的なものを見誤りますよ!、そういうことなんじゃないかなと思うんです。
この時のルークのように、見た目で判断したり、先入観に囚われてしまうこと、日常的にありますよね。
先入観を持つことが悪いわけでは決してない。
ただ、それを一旦手放せるかどうか。
それが、真実だとか本質的なものを見る力の有無に関わってくるんでしょう。
ヨーダの第一印象。
なぜ、わざわざ低能そうに見せたのか?
私の中の結論としては、
”おぬし、先入観に囚われてないかい?”
という問いかけのメッセージを含ませるため。
最初の登場は低脳そうだったのに、その後は深い言葉を連発。
…ギャップ萌え。
(それも狙いか…)
それでは、また。
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