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最近マックで言われない一言

先日所用でちょっと大阪に行って参りました。

大阪といえば!やっぱり美味しい粉物!ということでせっかくなのでたこ焼きを食べに行くことにしました。

種類が色々あり悩んだので2個頼むなど

本当はこの後にお好み焼きも食べて締めに関西風のうどんも食ったろうかと目論んでたのですが、36歳の胃袋は流石にたこ焼きに種類で速攻音をあげて無理でした。

しかし本場のものを食べるのはいいなぁと改めて感じることができました。

大阪のもう一個の楽しみ

大阪といえば天下の台所と呼ばれていたことはご存知の方も多いはずです。

私もちょくちょくnoteで営業方法や広め方に興味があって書いている通り、「大阪で買い物をするとどんな風に営業されるのか?」がちょっとした楽しみだったのです。(逆に大々的に楽しみにしていたわけではありませんが)

画像を載せたたこ焼きを買う時も、出ました、しっかりと「ご一緒にお飲み物はいかがでしょうか?」と営業をかけられました。

なるほど、やっぱりしっかりとこういう教育は浸透しているのだなぁと感心しました。(ビールしか見当たらなくて、お酒飲めないので断ってしまい申し訳なかったのですが…)

大阪ではこういうふうに商機を逃さず営業してくるのかなぁ…って。

…あれ?

これってすごい馴染み深いことのはずなのに、ずいぶん久しぶりに営業を受けた気がする、って感じたのです。

馴染み深いのはそう、

マクドナルドです。

「ご一緒にポテトはいかがですか??」

マクドナルドで注文した時にほぼ確実に言われていた一言です。ポテトでなくても、なにかしら一緒におすすめされたことはみなさまの中でも経験があるのではないでしょうか。

しかし、最近私は車を運転しながら食べれることを重視してよくマクドナルドで済ませるのですが、ここ最近言われた記憶がない。

記憶にないだけで言われているのか!?と思いその足でマクドナルドに行ってハンバーガーを頼んでみたのですが、

「言われなかった…。」

今暮らしている付近だけでいえば「地域柄」という仮説も受けられますが(マクドナルドほどの大きさとオペレーションで地域柄も何もない気もしますが)、エリアを変えても言われないということは何か理由がありそうだと、吐きそうになりながらハンバーガーを押し込みつつ考えていました。

そもそもなぜオススメするのか?

ここで言われるのは「アップセル・クロスセル」の内の「クロスセル」の話です。

こちらの画像のように、「ハンバーガーを買いたい」と思ったお客様に「もっと単価の高いバーガーをオススメして単価を上げる」のがアップセル、「別の商品を加えて単価を上げてもらおうとする」のがクロスセルです。

特に営業をやっている方ならこの考え方とセットで、マクドナルドがいい成功事例として聞いたことがある方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?私もその1人です。
(ちなみにAmazonとかもクロスセルの見せ方が上手でよく取り上げられます。)

じゃあ文化が廃れたのか?

そういうわけでもない気がしています。

現に最近では店舗によって入り口の電子パネルで注文できるようになっています。

最近よく見るようになりました

それがもう「わかったからはよ会計させろや」って思うくらいの勢いでガンガン他の商品を勧めてくるんです。

ですので、何らかの理由で対人販売の時のみそう言われなくなったのか?ということは一つの疑問として生まれます。

ここに関しての理由は思わしいものが見つかりませんでしたが、それっぽいものはありました。

メニュー表示が大きく変わった?

色々調べているうちに、ネットの中の言説で「今ではお得なセット価格を大々的に打ち出しているからその必要がなくなっている」という説がいくつもありました。

最近のメニュー表

言われてみればパッと目に止まるメニュー価格は大体セット価格になり、逆に単品価格見えづらくなっています。

これであれば確かにそもそも最初からセットで買う層が増えているため、そもそも単品を頼む方が減っているから言わなくなっている、という可能性もあり得ます。

では、私もあまり思い出深くなかったのですが、ネットで検索してみましたら10数年前のメニュー表がヒットしました。

マックチキンめっちゃ食べた

こちらの内容と見比べてみると確かに見えづらさなどは慣れとかはあるにしても、セットメニューを前面に出しているという点ではそこまで差異はないように感じました。

クロスセル戦略からアップセル戦略に変えた?

最近のマクドナルドでは新商品がバンバン出まくります。最近はサムライマックとかよく聞きますね。食べたことないけど…

そのように他のハンバーガーチェーン店と遜色ないような高単価バーガーを打ち出すことによって、アップセルをはかっている…?

でもそれだったらむしろ「高価なハンバーガーを買えるならその分他の商品も買ってもらえるかも」とよりクロスセルに力を入れそうな気もします。一旦保留ですがこのような説もあります。

対人ではクレームがあった

もう一つ可能性として感じたのが、対人販売でおススメしてたらクレームになったとかのケースです。

もしかしたら良かれと思っておススメした商品にお客様がお怒りになられてトラブルが起きたという可能性もなきにしもあらず。

ただこれはあくまで私の想像でしかなく、明確な回答は出てきませんでした。

まさか…

私、行っても安い方のスパチキとか、チキンナゲット、シェイク単品とかで買ってるんですが、

客を選んで「こいつ金持ってなさそうだな」と思ったら言わない…?

言ってて自分でめちゃくちゃゾッとしたのですが、マクドナルド側に明確な販売層へのターゲット戦略があり、それにそぐわない客層には言わないということも一つ説として考えつきました。

そして機械の方はそういった顧客の選定ができないからランダムにオススメするとか?

ゾッとする…いや、別にせんわよく考えたら…だからってセット買うわけじゃないし…

みなさんは最近、マクドナルドで「ご一緒に…」の一言、付け加えられましたか?

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