私が音楽を初めて、そして何故辞めないのか

私自身、音楽は生まれた時から身近にあるものでした。

一族皆、音楽が好きで、その中に私が誕生し、音楽が流れているのが当たり前でしたので、朝はベートーヴェンの田園が流れていました。とても心地よかったのを今でも覚えています。

私がピアノを習うきっかけとなったのは幼稚園の年長の時だったと思います。仲の良かったえみちゃんという子がピアノを習っていて、それで母に習いたいと言ったのがきっかけですね。確か。それで近所のピアノの先生に教えてもらうことになったんです。(ありがとうお母さん。)これがまた面白くて楽しくて。トータル30分、もしくは1時間だったかはもう忘れてしまいましたが。

レッスン内容は、最初に聴音をして、そのあと実技をして、友達のえみちゃんの番の際はひたすらドラえもんの単行本を読んでましたね。その当時の先生は、優しく、裕福な家庭で、庭にはゴルフ場もあり、お子様はおらず、旦那様も優しくて、以前は海外でジャズピアノの演奏家だったと聞いた記憶があり、ポルシェに乗りかなり裕福なご家庭でした。

私はひたすらピアノが楽しくて。おばあちゃんもとても喜んでくれて。十八番を聞かせてよとよく私にリクエストをしてくれるので習っていないスワニー河を弾いてあげていました。私の家庭は喧嘩が耐えず起きていたので、余計私を慰めてくれましたし、役に立っている!という自信もつけてくれていました。

私には二つ下の妹、美都という存在がいたのですが、何故か彼女もピアノを習いはじめました。