間質性膀胱炎ハンナ型、痛み止めと、初めて受けた電気焼灼術

尿が溜まったときの不快感に対して、セレコキシブが効く時と聞かない時がある。
効かない時というのは、痛いのを我慢してセレコキシブを飲まない日が続いた後のことだ。
薬は、飲まないで済むならできるだけ飲まないほうがいいと思っている。膀胱の不快感については、痛いというより不快感が続いてしんどいという感じなので、我慢はできるのである。
というわけで飲まないで様子をみていると、スッキリしないから、じわじわと体と心が疲れてくるのですね。そこでようやくセレコキシブを飲んでも、前のようには効かないことが。そんなときはよくトイレに行くし、そうすると少ししか溜まらないなです。
薬が効かない現象ついて地元の主治医がいうには、痛みを我慢しているとわずかな痛みにも効かなくなってくるんだそう。
それを受けて、ちゃんと朝晩飲むことにしたら数日後には効きだした。
ただ、鎮痛剤の類を長く飲み続けたくないのと、まずは一度、今の地元主治医にちゃんと膀胱の中を見てもらおう(当初の京都上田先生しか見てない)というので、昨日、思い切って地元でハンナ潰瘍の電気焼灼手術を受けてきました。
脊髄からの下半身麻酔で、眠っている間に終了。
術後は麻酔が切れるまで尿カテーテル。麻酔が切れたら管を外してトイレ。尿道からわずかに出血していて痛い。
病態の説明とかは特に無く、抗生剤(フロモックス)7日間処方されて退院。アルコールやコーヒー、食事制限も指示されず。

これまで6つの病院で医師たちからこの病気に気付いてもらえず終いには匙を投げられる際に心ない言葉を投げかけられてきた。心因性だと決めつけられ、人格否定に近い態度をとられるのだ。納得のいかないことにはたとえ医師にでも意見してきたのだが、医師という立場に対しては悲しくもただ軋轢が生じるだけだった。信頼関係が築けなかったとき、患者は次なるドクターショッピングへと向かうしかないのだ。
医療従事者だから全て正しい判断ができる、というわけではないのは当然のこと。今回の病院においても心して、ささいなことでも気にかかることはスタッフに相談し、説明を求めた。丁寧に説明を受け、自分を納得させられれば、次もまた安心して通院できる。
病院と患者、双方の努力と歩み寄りで治療が成り立っている。

前の記事にも書いたが、1年前から抗生剤を多用してきた。つい先月も、再発?していたウレアプラズマパルバムの除菌に14日間服薬した。そして今回の7日間服用。手術だから仕方ないけど、こんなに除菌して体に負担をかけることになるなんて、涙が溢れて仕方が無い。私の腸内細菌ごうは一体どうなってしまうの、そもそもなんでこうなっちゃったのかなぁ、アレがいけなかったんだろうな、と後悔や不安が押し寄せては、涙、涙、涙。
だけど、ほんとうに、泣いてても仕方ないんだ。目の前の生活がある。
ちゃんと飲んで、早く傷を治すこと。
目の前のことだけを考えること。
私は44歳。子どもはまだ4年生と1年生。倒れてる場合じゃないの。
子どもの笑顔を守ってみせる。
私の子どもは幸せになる。
しっかり食べさせて、私も食べる。
祈る気持ちで、薬を飲む。
子どもがいるから気丈でいられるんだと、帰宅した上の子を抱きしめた。


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