R.Murata

書籍や対話をとおして、1週間に1本記事を書いていきます。テーマは、マネジメント、人材育成、チームビルディング、働き方。また、それとは別に2週間に1本、仕事関連(IT、DX、AI、データサイエンス)の記事を書く予定です。

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書籍や対話をとおして、1週間に1本記事を書いていきます。テーマは、マネジメント、人材育成、チームビルディング、働き方。また、それとは別に2週間に1本、仕事関連(IT、DX、AI、データサイエンス)の記事を書く予定です。

最近の記事

本棚から英語の学習本をなくしたい

はじめに毎年、年末の本棚の整理で、終えていない英語学習の本を手に取っては、また使うかも、とそのまま本棚に戻し、結局、また次の年に同じことを繰り返し、20年近く経った気がします。 2024年始に、もう英語の勉強を終わらせよう、と心に誓い、18年ぶりに勉強を開始しました。 基本情報大学は偏差値47くらい 大学2年生のときに、TOEICを受験し、550点でした 社会人になり、英語を勉強しようと思い立っては、色々と教材を買うものの、まったく続きませんでした 会社はITですが

    • #9 プレイングじゃない管理職はどこまでプロジェクトに入るのか

      参考書籍:世界の一流は「雑談」でなにを話しているのか(ピュートル・フェリクス・グジバチ・CROSSMEDIA PUBLISHING) はじめに管理職がやるべきことは、次の3つと考えています。 ・プロジェクトの完遂 ・人材育成 ・中長期的な組織ビジョンの実現に向けたリード その上で、1点目の「プロジェクトの完遂」について、管理職のマネジメントの入り方を悩んでいました。 というのも、私自身、「自分で決めること」「知らないことを知れること」がモチベーションとして高いため、現

      • ♯8 実務と学問で点を線にして面にする

        参考サイト: ・新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて(文部科学省 2012) ・アクティブラーニング失敗事例(文部科学省 2014) ・教育工学とアクティブラーニング(山内祐平 2019) はじめにマネジメントの育成支援は、成長機会の提供と、その機会を実践していく中で成功体験を作り出すフォローアップと考えています。 ただ、このフォローアップは、メンバの悩み事や困り事に対して、優先順位や組み立て方の交通整理を行ったり、解決方法を一緒に考えたり、すべてが実践あるの

        • #7 マヤ文明におけるヒトの立ち位置

          参考図書:知られざるマヤ文明ライフ(響田亜紀子・誠文堂新光社) はじめに上司との会話で偶然「マヤ文明」が出来たのですが、私自身、まったく知らなかっため、たまにはビジネス書以外も読んでみようと手に取りました。 すると、これまで記事にしてきた「仕事の楽しさ」や「しあわせな組織」、「しあわせ、とは」から、格段に視点の上がった「人間とは」が見えてきました。 しかも、その価値観の軸は、人間ではなく、自然(神)にあり、人間は、自然との共存ではなく、自然との融合のように見え、究極の多様

          #6 尊敬と共感で、しあわせな組織をつくる

          参考書籍1:武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50(山口周・KADOKAWA) 参考書籍2:データの見えざる手(矢野和男・草恩社) はじめに参考書籍2「データの見えざる手」において、人の行動データの分析により、仕事や生活に楽しさや充実感を得ている人は、「身体運動の継続性が高い」ことが明らかになった、と記載されており、具体的には、会話する際にできるだけ座らずに立ったまま行ったり、仕事が停滞したときは、オフィスを歩き回って身体運動を増やすことが良いの

          #6 尊敬と共感で、しあわせな組織をつくる

          #5 1on1ミーティングで部下のトリセツを育てる

          参考書籍1:ヤフーの1on1(本間浩輔・ダイヤモンド社) 参考書籍2:シリコンバレー式 最強の育て方 人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング(世古詞一・かんき出版) はじめに組織力を高めようと、個々の能力や可能性を最大限に引き出すことを目的に、定期的に1on1ミーティングを実践してきたのですが、1on1ミーティングが、その回、その回で完結していることが引っかかってました。 その一連の回がひと繋ぎになって、何かを紡いでいけると素敵なのに、と感じていました。 そこ

          #5 1on1ミーティングで部下のトリセツを育てる

          #4 しあわせとは、ここに居ていいんだ感

          参考書籍:嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見 一郎・古賀 史健・ダイヤモンド社) はじめに#1の題材「参考書籍:いま君に伝えたい知的生産の考え方(出口治明・だいわ文庫)」において、人生の無駄として、次の事が書かれてました。  ・済んだことに愚痴を言う  ・人を羨ましく思う  ・人に褒められたいと思う この最後の「人に褒められたいと思う」については、正直ピンと来なかったのですが、その理解を助ける考え方が、今回の書籍にありました。 人に褒められたい、人の

          #4 しあわせとは、ここに居ていいんだ感

          #3 やさしい日本語で、お察し社会は変わるのか

          はじめにInput資料では、日本人の就労人口の減少と、外国人労働者数の増加・グルーバル化を見据えて、日本語をやさしい日本語に言い換えるための生成系AIの活用について記載されていました。 私自身、以前から感じていたこととして、 観光地にある歴史的な建造物の案内板の多くが、大人にも難しく、小学校の子供には理解できない点です。 ChatGPTで「やさしい日本語」にしてみようMicrosoft Edgeブラウザで、ChatGPT-4が利用出来るため、さきほどの2つの案内版をCh

          #3 やさしい日本語で、お察し社会は変わるのか

          #2 仕事とは、労働か人生か

          参考書籍1:最後はなぜかうまくいくイタリア人(宮嶋勲・日経ビジネス人文庫) 参考書籍2:フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか(堀内都喜子・ポプラ新書) イタリアの働き方フィンランドの働き方共通しているのは「自分らしく働く」ということイタリア人の働き方は、仕事とプライベートを区分けしない。いつでも仕事をするし、いつでもサボる。逆に言うと「私」の時間に仕事が割り込んでくることにも寛容で、権利意識が低い。 まさに「仕事」が「労働」ではなく「人生」である。 私自身も、こ

          #2 仕事とは、労働か人生か

          #1 仕事の楽しいってなんだろう?

          参考書籍:いま君に伝えたい知的生産の考え方(出口治明・だいわ文庫) 部下の育成は「教える」ではなく「見守る」マネージャーが発揮すべき能力は、業務完遂と人材育成、新たなことに挑戦するための組織を動かす力の3つと思って、仕事に取り組んでいましたが、2点目の人材育成について、新たな気づきがありました。 そのためには、部下の得意・不得意、向き・不向きを把握し、短所を無視して長所を伸ばす適材適所の配置を行う、とありました。 これは、この数年、感じていた違和感で、組織や事業の成長に

          #1 仕事の楽しいってなんだろう?